人の心に灯をともす 6075 「自制心が高い人」とは
【「自制心が高い人」とは】6075
福井龍介氏の心に響く言葉より…
2012年、ドイツの心理学者・ヴィルヘルム・ホフマン博士らは、205人の成人を対象に1日7回×1週間、日常生活の中でどのような欲求をどれくらいの強さで感じ、それにどう対応したかをリアルタイムで記録してもらうという調査を行いました。
被験者はベルが鳴るたびに、「甘いものが食べたい」「寝たい」など、そのときに感じていた欲求を0~7の段階で評価し、実際にどのような行動をとったかを記録したのです。
その結果判明したのは我々の予想に反する事実でした。
それは、セルフコントロール能力が高い人ほど、そもそも「欲求を我慢する」場面自体が少なかったという事実です。
彼らは強い欲求を避けたり、葛藤が起きやすい状況を前もって避ける傾向がありました。
実験によれば、欲求の約半分(約47%)は、彼らの目標と対立していましたが、セルフコントロール能力が高い傾向にあると判断される人ほど、強い欲求を感じる頻度が少なく、そもそも「意志力」を使う場面が少なかったことが報告されています。
さらに面白いのが、事前のテストで「自制心が高い」という判定が出た人は、実際には「誘惑と闘うタイプ」ではなく、「誘惑を感じないタイプ」であった点です。
つまり、努力できる人は「きついことを我慢する力が強い」のではなく、「ダイエットしたいのに、甘いものが食べたい」 「仕事で結果を出したいのに、面倒なタスクを後回しにしたい」 といった、目標と相反する欲求をそもそも感じない人であるということになります。
彼らは代わりに、
●誘惑から距離を取るのが上手
●意志力を使わない習慣を作るのが得意
という傾向があり、「無意識」の力を使って半ば自動的に理想の行動を繰り返しているだけに過ぎない、という傾向があるのかもしれません。
これは、「つらい努力と 忍耐がすべてだ」と思い込んでいた当時の私からすると“真逆”の考え方でしたが、どうやら真の努力家とは、「誘惑に打ち勝つ努力をそもそもしない人」という見方が最新科学の結論のようです。
『なぜか努力ができる人が無意識にやっていること』KADOKAWA
https://q.bmd.jp/91/119/7671/__no__
強烈な欲望や夢がある人は、成功者となりやすい、という話はほぼ定説となっている。
その夢に向かって、自らを律し、忍耐やつらい努力することで、夢に近づくからだ。
しかし、反対に、小林正観さんは、目標や、欲望や夢をもたないほうが、人生がラクに楽しく生きられる、という。
我々は、ずっと子供の頃から、夢や目標を持たなければいけない、と教えられてきた。
だから、夢や目標を持たない人は、人生を捨てている人、やる気のない人だと思われても仕方がない、と。
夢や目標を持つ、夢や目標を持たない、の二者択一ではなく、第三の選択がある、と小林正観さんはいう。
それが、目の前にやってきた仕事や頼まれごとを、一切、評価・論評しないで淡々と引き受けるという生き方。
いちいち反論しない、けんかをしない、拒否しない、否定しない、という生き方。
つまり、淡々と「わかりました」と肯定する生き方。
淡々と生きる人は・・
●誘惑から距離を取るのが上手
●意志力を使わない習慣を作るのが得意
無理しなくても、継続する習慣をつくるのが上手、だということ。
つまり、誘惑を感じないタイプ。
それが、「自制心が高い人」。
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福井龍介氏の心に響く言葉より…
2012年、ドイツの心理学者・ヴィルヘルム・ホフマン博士らは、205人の成人を対象に1日7回×1週間、日常生活の中でどのような欲求をどれくらいの強さで感じ、それにどう対応したかをリアルタイムで記録してもらうという調査を行いました。
被験者はベルが鳴るたびに、「甘いものが食べたい」「寝たい」など、そのときに感じていた欲求を0~7の段階で評価し、実際にどのような行動をとったかを記録したのです。
その結果判明したのは我々の予想に反する事実でした。
それは、セルフコントロール能力が高い人ほど、そもそも「欲求を我慢する」場面自体が少なかったという事実です。
彼らは強い欲求を避けたり、葛藤が起きやすい状況を前もって避ける傾向がありました。
実験によれば、欲求の約半分(約47%)は、彼らの目標と対立していましたが、セルフコントロール能力が高い傾向にあると判断される人ほど、強い欲求を感じる頻度が少なく、そもそも「意志力」を使う場面が少なかったことが報告されています。
さらに面白いのが、事前のテストで「自制心が高い」という判定が出た人は、実際には「誘惑と闘うタイプ」ではなく、「誘惑を感じないタイプ」であった点です。
つまり、努力できる人は「きついことを我慢する力が強い」のではなく、「ダイエットしたいのに、甘いものが食べたい」 「仕事で結果を出したいのに、面倒なタスクを後回しにしたい」 といった、目標と相反する欲求をそもそも感じない人であるということになります。
彼らは代わりに、
●誘惑から距離を取るのが上手
●意志力を使わない習慣を作るのが得意
という傾向があり、「無意識」の力を使って半ば自動的に理想の行動を繰り返しているだけに過ぎない、という傾向があるのかもしれません。
これは、「つらい努力と 忍耐がすべてだ」と思い込んでいた当時の私からすると“真逆”の考え方でしたが、どうやら真の努力家とは、「誘惑に打ち勝つ努力をそもそもしない人」という見方が最新科学の結論のようです。
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強烈な欲望や夢がある人は、成功者となりやすい、という話はほぼ定説となっている。
その夢に向かって、自らを律し、忍耐やつらい努力することで、夢に近づくからだ。
しかし、反対に、小林正観さんは、目標や、欲望や夢をもたないほうが、人生がラクに楽しく生きられる、という。
我々は、ずっと子供の頃から、夢や目標を持たなければいけない、と教えられてきた。
だから、夢や目標を持たない人は、人生を捨てている人、やる気のない人だと思われても仕方がない、と。
夢や目標を持つ、夢や目標を持たない、の二者択一ではなく、第三の選択がある、と小林正観さんはいう。
それが、目の前にやってきた仕事や頼まれごとを、一切、評価・論評しないで淡々と引き受けるという生き方。
いちいち反論しない、けんかをしない、拒否しない、否定しない、という生き方。
つまり、淡々と「わかりました」と肯定する生き方。
淡々と生きる人は・・
●誘惑から距離を取るのが上手
●意志力を使わない習慣を作るのが得意
無理しなくても、継続する習慣をつくるのが上手、だということ。
つまり、誘惑を感じないタイプ。
それが、「自制心が高い人」。
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