人の心に灯をともす 5500 反対星人とチャレンジ星人

【反対星人とチャレンジ星人】5500



樺沢紫苑(かばさわしおん)氏の心に響く言葉より…


なんでもかんでもとにかく「反対」したがる人たちを「反対星人」と呼びましょう。

そして、新しいことに挑戦し、より効率的で合理的な方法を積極的に取り入れようとする人たちを「チャレンジ星人」 と呼ぶことにします。


実は、この「反対星人」の正体は「インプット星人」であり、「チャレンジ星人」の正体は「アウトプット星人」なのです。

インプット仕事とアウトプット仕事については、言われたことを言われたとおりにするだけの受け身型の仕事がインプット仕事。

自分で考えて、判断、提案し、自ら能動的に動くのがアウトプット仕事です。


インプット仕事しかしてこなかった人は、自分のアイデアを実行に移すなどのアウトプットができません。

アウトプットできないので、成長もできない。最新の情報や最近の動向について疎いから、大昔にインプットした知識や過去の経験と前例だけで判断するしかありません。

また、変化することを恐れるので、判で押したように反対するのです。


一方、最新の情報、最近の動向について十分なインプットをしたうえで、さまざまな試行錯誤 (アウトプットとフィードバック)をしているアウトプット星人は、現状を踏まえ、未来予測もできるので、「新しいアイデア」を発想し、実現することができます。

会社や組織などでは、だいたい9割の反対星人と1割のチャレンジ星人がいると思われます。

この1割が、新しい企画や改革案などを社内で提案しても、「前例がない」「うちの会社では無理」と、9割に否定されてしまう。


こうしたことが続くうちに1割が持つチャレンジ精神や進取の気性もそがれていって、日々のインプット仕事をこなすだけの、インプット星人に変貌する。

つまり、9割に呑み込まれてしまうのです。

これでは、まもなくこの会社や組織は市場や環境の変化に対応できなくなってしまうでしょう。


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本書の中に「反対星人を仲間にする方法」という話があった。


『組織や地域コミュニティの中で、反対星人を仲間にするには、「情報提供」と「他者(地域)貢献」の二つが重要。

「情報提供」とは、自分の情報を惜しみなく教えること。

そのとき大事なのは、彼らへのリスペクトを忘れないこと。

上から目線で教えるのではなく、ときにはヨイショしたり、持ち上げたりすることも大事。

また、「他者貢献」とは、「ギブの精神」だ。

コミュニティの中で、うまくいった情報を地域に還元する。

収益が増えたら、その一部を地域に還元する。』



これらは地域のコミュニティ、商店街、自治会、PTA、あるいは会社や公的な組織でも同じことだ。

1割のチャレンジ星人がいれば、必ず9割の反対星人がいる。


これは、「現状打破」(チャレンジ星人)と「現状維持」(反対星人)の戦いでもある。

現状維持派は、新しいことや冒険に必ず反対する。

そして、チャレンジする人を、自分たちの仲間に引きずりこもうとする。


反対星人を仲間にするために…

惜しみない情報提供と、ギブの精神を発揮したい。






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