人の心に灯をともす 4030 投げかけたことは返ってくる

【投げかけたことは返ってくる】4030



小林正観さんの心に響く言葉より…


「人生つまらない。何をやってもつまらない。何をしても楽しくない。楽しいことなんか何一つない。だから死んじゃいたい」と相談に来た人がいました。

私はそこで、「今まで投げかけをしてきましたか」と聞きました。


これは今までに何人か同じような人がいたわけですが、いつも同じ質問をします。

「投げかけをしてきましたか」

その人たちの答えはすべて同じものでした。


えっ、と言うのです。

「投げかけって何ですか」。

それが共通の答えでした。


「投げかけたことはないのですね」

「投げかけなんてわかりません。どういう意味ですか」


そこからすべての話が始まりました。


笑顔を投げかけた人は、倍の笑顔に囲まれます。

不機嫌を投げかけてきた人は、倍の不機嫌に囲まれることになります。

何も投げかけてこなかった人は、何も返ってきません。

やさしさをたくさん投げかけた人は、たくさんのやさしさに囲まれます。

温かいものをたくさんまわりに振りまいてきた人は、温かいものに囲まれることになります。

投げかけたものに自分が囲まれるのです。


ここのところをずっと考えていくと、最終的には自分のためだということに気がつきます。

世の中に喜ばれるように生きる。

まわりの友人たちに喜ばれるように生きる。

笑顔を投げかける。

なるべく不機嫌を投げかけないというように生きていくことが、人格者として理想的な生き方としての話ではなくて、自分自身の損得勘定であるということに気がつきます。

本当に損得がわかった人は、自分の人生を考える、つくり上げる上で、それが一番得だということがわかります。


笑顔を投げかけたほうが得なのです。

自分にとって同じような笑顔に囲まれるのですから。

やさしさを投げかけたほうが得なのです。

やさしさに囲まれるようになるのですから。

温かさに囲まれることになるのですから。


そういうものを理解し実践をしていくと、人生がどんどんラクで楽しいものになります。

そういう意味で自分の人生をつくり上げることができます。

ただ、夢や希望を言って「神様、思うように叶えてください」と言うのは、この生き方と違います。

夢や希望をぶつけるということは、今の生活が気に入らない。

もっと何とかしろ。

もっともっとほしい。

もっと手に入れたいということにほかならないからです。


笑顔を投げかける。

今、幸せであるという言葉や概念を投げかける。

それをまわりの人にたくさん示していく。

その結果として、その人は、まわりに笑顔ややさしさに囲まれることになります。


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小林正観さんは荒っぽい言葉についてこう語る。


『荒っぽい言葉を使っていると、そのとおりの言葉に囲まれることになります。

投げたものが返ってくるので、何年かすると自分に返ってきます。

乱暴な、荒っぽい言葉に囲まれることになります。

「荒れた学校」のことを聞くことがありますが、もしかすると、その学校には、「おい」「おまえ」という言葉が飛び交ってきたのかもしれません。

国際神道学会の会長で、中央大学の中西旭(あきら)先生は、「神様は上に行けば行くほど、腰が低くなります。

いばったり、偉そうにすることは絶対にありません。

ときには人間に対して、土下座さえもします。

ほんとうにすごい神様は、とても腰が低いのです」

その話を聞いて以来、私は年下の男性に対しても、「さんづけで呼ぼう」と決めました。

「言葉を大事にする」ということの中に、「敬語」というものもあります。

中西先生は「丁寧な言葉」以上に、「美しい言葉」をお使いになるかたでした。

「敬語」の使い方が素敵なのです。

年下の教え子に対し、普通に何事もなく敬語を使って接しておられました。

「敬語をさりげなく使いこなせる人は、かっこいい」のでした。

会話の部分で丁寧な言い方をする。

そういう日々を続けていると、荒っぽい言葉を浴びせられることがなくなります。』(幸も不幸もないんですよ・マキノ出版)より



もし、まわりに荒っぽい言葉が飛び交っているなら、自分が荒っぽい言葉を発している。

運動部系の出身の人が、ただ出身校が一緒なだけなのに、年齢が一つでも下なら、名前を呼び捨てにする人がいる。

社会人になって何年も経っているのに、未だそのクセが改まらない。

まわりでそれを聞いていると、寒々とする。


他人に敬意を表さなければ、自分も敬意を払われることはない。

いつか、ないがしろにされるということだ。


「投げかけたことは返ってくる」という言葉を胸に刻みたい。





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