人の心に灯をともす 6072 どうしても残してもらいたい人類は日本人

【どうしても残してもらいたい人類は日本人】6072



樹木希林氏の心に響く言葉より…


私は1943年の生まれですけれども、そのころにフランス人のポール・クローデルという元・駐日大使が言った言葉がありまして、私 はそれをとても大事にしています。

「もし人類が滅びるときが来たときに、たったひとつ、どうしても残してもらいたい人類があるとすれば、それは日本人だ」と、そのポー ル・クローデルは言ったんですね。


日本はそのころも貧しかったわけですが、貧しいけれども高貴である、と。

もしたったひとつ残してもらえる人類があるとすれば、それは日本人だ、とよその国の人に言われたことがある、私たち日本人。

それは、絶対に遺伝子にそういうものがあるからなんじゃなかろうか、と私は思うんです。

 
今、地球は破壊のほうに向かっておりますね。

そして、地面が大きく動こうとしていますね、特に日本は。


でも、天岩戸が閉まっちゃって、最後に天照大神がちょっと開けたときに、踊っていた天鈿女命(あめのうずめのみこと)たちがみんなで楽しくやっている姿がちよっと見えたときに、天手力男命(あまのたぢからおのみこと)がグワーッと天岩戸を開けたように、 天岩戸の大きな石のようなものが、何となく今の日本の中で動く、うごめく。今は、その寸前だと私は思いたいんです。

動くからには駄目なものもたくさん出てくるけれども、いいものも出てくるんではなかろうか、と思っております。


『老いの重荷は神の賜物』集英社
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藤原正彦氏は『この国のけじめ(文藝春秋)』の中でこう語っている。


『明治維新のころ、海外留学した多くの下級武士の子弟たちは、外国人の尊敬を集めて帰ってきた。

彼らは、英語も下手で、西洋の歴史や文学もマナーもよく知らなかった。

彼らの身につけていたものといえば、日本の古典と漢籍の知識、そして武士道精神だけであった。

それでも彼らは尊敬された。

武士道精神が品格を与えていたのである。

世界は普遍的価値を生んだ国だけを尊敬する。

日本の武士道精神と美意識は、人類の普遍的価値となりうるものと思う。』

武士道精神とは、己の私利私欲を捨て、公のため、大義のため、大切なものを守るために、死をも厭(いと)わないという、無私の精神を表したもの。

そして、高い道徳観や美意識を持つ。

それが「卑怯(ひきょう)を憎む心」、「惻隠(そくいん)の情」、「名誉や正義を重んじる心」。

これこそが、我々の中に眠っている遺伝子だ。


今、まさに日本の政治も大きく変わろうとしている。

いまこそ、日本人としての品格や美意識を取り戻し、世界から尊敬される国になるチャンスの時だ。

「どうしても残してもらいたい人類は日本人」という言葉を胸に刻みたい。




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