人の心に灯をともす 5270 連想させる

【連想させる】5270



カート・モーテンセン氏の心に響く言葉より…



就職試験の面接に行くとき、人々が精一杯きちんとした服装をするのは、いったいなぜだろうか?

だらしのない服装をすると、相手に好ましくない連想をさせることを知っているからだ。


なぜレストランは外観や照明、BGMにこだわるのだろうか?

それもまた、お客様の連想をよいものにするためだ。


さらに、私たちは広告の写真や絵、ロゴ、CMソングに好感を抱くと、その商品にも好感を抱く傾向がある。

心をつかむ達人は相手に何らかのイメージを与え、そこから連想させて、自分が伝えようとするメッセージに適したポジティブな感情を呼び覚ます。

もちろん、当然のことながらどういう連想をするかは人によって異なる。

しかし、やり方さえわかっていれば、どのような相手にもうまく連想させることができる。


『相手の心をつかんで離さない』ディスカヴァー
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カート・モーテンセン氏は「連想」について本書の中でこう語っている。


『どの企業も有名人を起用して自社製品をアピールする。

それは、有名人を自社製品と関連づけて消費者にイメージさせるのが目的だ。

ただし、その有名人がスキャンダルに巻き込まれると、企業イメージを傷つけてしまうので、企業は即座に契約を解除する。』


『連想を生む3つの要素がある。

一つは、匂い。

パンやは周囲に焼き立てパンの香ばしい匂いを漂わせる。

匂いを使って製品やサービスを連想させて人々の購買意欲をかき立てようとしているからだ。


二つ目は、音楽。

あるコンビニの店長は、店の前に若者がたむろすので頭を抱えていた。

そこで店長は、フランク・シナトラの曲を店の外で流した。

その結果、若者たちは自然にいなくなった。


三つ目は、色。

アメリカ海軍矯正施設で、ピンクが人の心を落ち着かせる作用を持っているかどうか調べるための興味深い実験がおこなわれた。

まず、床を除いてすべてピンクに塗られた独房を用意して、敵対的で暴力的な囚人たちを入れた。

ピンクの独房に入れられたのは1日にわずか10分か15分程度だったが、156日後に囚人たちの問題行動がなくなったという。』


我々は、自分や商品のブランディングのため、「連想させる」ことを多く実行している。

また、自分自身を商品ととらえ、自らをブランド化することを「セルフブランディング」という。

これは、SNSなどの発信を多く使い、自分自身をイメージングし、好感度をアップさせる。


発信の内容次第で、自分がどんな人として認知されたいかが決まってしまう。

「連想させる」ことで、自分のブランド力を高めたい。








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