人の心に灯をともす 5273 自分が蒔いたものしか刈り取れない

【自分が蒔いたものしか刈り取れない】5273



斎藤一人さんの心に響く言葉より…



私は目の前に三人の人がいたら、その人たちの肩の荷がおりて、しあわせで豊かになれるような話をするように心掛けています。

東京の新小岩にある「ひとりさんファンの集まるお店」に立ち寄ったときでも同じように、そこにいる人がしあわせで豊かになれるような話をします。

相手が一人だろうが一〇〇〇人だろうが、まったく変わりません。

同じ気持ちで話をします。


ところで、私の話を聞いた人は一緒に豊かになった気になるけど、じつはそうじゃないんだよね。

ほんとうに豊かになるのは私です。

なぜかというと、豊かな種を蒔いたのは私だから、その実を刈り取るのも私なんです。


だれかが、その人の畑で種を蒔いているのを見て、自分の畑にも芽が出ないかなって思っても、芽が出るわけないよね。

それと同じこと。

聞いた人の心が軽くなるような、そのしあわせの種を蒔いたのは私だから、私が刈るんです。


みんなは私から聞いたことを、私と同じように世間に蒔かない限り、刈り取ることはできないの。

つまり、行動に移して種を蒔かないと芽は出ない。

私と知り合っただけで、何かいいことがあると思ってる人がいるけど、それだけでいいことはありませんよ。

あるとしたら、私から聞いた話をきっかけに、その人自身が行動をして種を蒔いたとき、初めてそれを刈り取ることができるんです。


私が一〇〇〇坪分の「麦」の種を蒔くと一〇〇〇坪分の「麦」がなるし、一 万坪なら一万坪分の実がなります。

畑では耕作放棄することができますが、私たちの人生というところでは、いいことも悪いことも、蒔いた種は必ず刈り取らないとダメなんです。


多くの人が勘違いしているのは、ひとりさんの話を聞いてしあわせになった気がするっていうけど、それで確かにあなたはしあわせになったのかもしれません。

でも、それは私の蒔いたものなので、それを刈り取るのは私なんです。

それを他の人が刈り取ることはできないんです。

だから、しばらくしたらふたたび落ち込んで、「また聞かせてください」ってくるんだよね。


しかし、何回でも聞かせてあげることはできても、自分で種を蒔くことをしないと、何も刈れません。

他人の畑をずっと観察していて、それで何もせずに自分の畑も収穫できると思っていたら大間違い。

せっかく、しあわせの種をもらったんだとしたら、それを自分で蒔いて、自分で育てましょうね。



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どんなにいい講演を聞いても、ほとんどの人は会場のドアを開けて、一歩外に出た途端、講演の内容を忘れてしまう、という。

まれに、次の日覚えていても、「いい講演だったね」で終わってしまう。


だからこそ、その講演の中のたった一つでもいいから、それを行動に移さない限り、その講演は自分の身にならない。

そのとき、大事なことは、その講演の内容を自分の身に置きかえてみること。

自分の商売や、仕事、活動に置きかえ、そこに自分の個性にのっとったオリジナルを付け加えること。

そうすると、それが自分だけの独創となる。


どんなに素晴らしい成功話でも、それはその人のやり方であり、自分ではない。

自分だったらどうするか、という想像力を働かせること。


「自分が蒔いたものしか刈り取れない」という言葉を胸に刻みたい。







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