人の心に灯をともす 5283 行動するとやる気は後からついてくる
【行動するとやる気は後からついてくる】
内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…
《とにかく「行動」してみる》
(取り組んでいるうちに意欲が湧きだし、次々と作品は生ま れてくる。)
私は、年に十冊もの単行本を書いているので、仕事量は多いほうだと思う。
そのため、雑誌の取材などを受けて、「どうやったら、そんなにたくさんの本を書けるんですか?」と質問されることも多い。
それに対する私の答えは決まっている。
何を書くかが決まっていなくとも、とにかくパソコンの電源を入れて立ち上げてしまうのだ、と。
パソコンを開いてしまえば、何か書かないといけないという気持ちになり、気がつくとそれなりに原稿が書けるのだ。
たいていの人は、「やる気」があるから、その後に「行動」が起きる、ものだと考えているが、これは逆である。
何かの「行動」をしていると、「やる気」は 後からついてくるものなのだ。
スティーブ・チャンドラーの『なりたかった自分になるのに遅すぎることはない』(ディスカヴァー21)という本がある。
この本の中には、やる気は後からいくらでもついてくるというアドバイスが載せられている。
「朝、走ろうと思っているんですけど、やる気が出ません」という人に対して、チャンドラーは次のようにアドバイスする。
「朝、走ればいいのです」
それに対して相手は、「いや、だから、走りたくないんです」と答えるのだが、 それに対してチャンドラーは、「それはまだ走っていないからです。もし走れば、すぐに走りたくなってきます」と答えている。
また、「どうすればやる気が出るんですか?」と質問してくるセールスマンに、チャンドラーは、「売りに出かけることです」と教えている。
「だから、その売るためのエネルギーが出ないんです」という質問が重ねられると、「すぐにセールスに出かけることです。やる気というものは、後からついてくるのであって、行動の前には出てこないんです」と答えている。
心理学的に、これは正しい。
たしかに、やる気は行動の原動力ではあるものの、行動の結果として生まれてくるものでもあるのだ。
「やる気がないから行動できない」と考える人は多いが、「行動していないから、やる気も出ないのだ」と言い換えることができる。
行動しなければ、いつまで待ってもやる気なんて湧いてこないのである。
「やる気がないから、勉強できない」という子どもがいるとする。しかし、やる気なんてあろうがなかろうが、とにかく本を読んだり、算数の問題を解いていたりすると、そのうちに、「あれっ、けっこう問題解くのって面白いぞ」と気づくようになる。
計算を素早く解けるようになると、もっと、もっと時間を短縮したくなってきて、ゲームを楽しむように勉強も楽しめるようになる。
やる気は、行動の結果として生まれてくる。
やる気がなくとも、さっさと行動を起こすことが大切だ。
音楽評論家のアーネスト・ニューマンも言っている、「偉大な作曲家たちは、意欲が湧いたから作曲に取り組んだわけではない。取り組んだので意欲が湧いたのだ」と。
《「やる気がないから行動できない」は、「行動していないから、 やる気も出ない」と言い換えよう。》
『自分を「やる気」にさせる! 最強の心理テクニック』ぱる出版
https://amzn.to/3l4qKmy
「楽しいから笑うのではない。 笑うから楽しいのだ」
ウィリアム・ジェームズ (アメリカの心理学者・哲学者)の有名な言葉だ。
『脳は、先に口にした言葉に対して、不条理・不合理を認めず、合理的な事実に当てはめて解釈しようとする働きがあります。
先に「ありがとう」と言ってしまうと、その瞬間から、脳は「ありがとう」を探しはじめるようにできているそうです』
小林正観さんの言葉だ。
「笑い」も同じで、先に笑ってしまうと、脳は「笑うに値すること」を探し始める。
すると、もっと笑いたくなるような状況がやってくる。
いずれにしても、行動が先なのだ。
「やる気」も同じで、行動すると「やる気」も後からついてくる。
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内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…
《とにかく「行動」してみる》
(取り組んでいるうちに意欲が湧きだし、次々と作品は生ま れてくる。)
私は、年に十冊もの単行本を書いているので、仕事量は多いほうだと思う。
そのため、雑誌の取材などを受けて、「どうやったら、そんなにたくさんの本を書けるんですか?」と質問されることも多い。
それに対する私の答えは決まっている。
何を書くかが決まっていなくとも、とにかくパソコンの電源を入れて立ち上げてしまうのだ、と。
パソコンを開いてしまえば、何か書かないといけないという気持ちになり、気がつくとそれなりに原稿が書けるのだ。
たいていの人は、「やる気」があるから、その後に「行動」が起きる、ものだと考えているが、これは逆である。
何かの「行動」をしていると、「やる気」は 後からついてくるものなのだ。
スティーブ・チャンドラーの『なりたかった自分になるのに遅すぎることはない』(ディスカヴァー21)という本がある。
この本の中には、やる気は後からいくらでもついてくるというアドバイスが載せられている。
「朝、走ろうと思っているんですけど、やる気が出ません」という人に対して、チャンドラーは次のようにアドバイスする。
「朝、走ればいいのです」
それに対して相手は、「いや、だから、走りたくないんです」と答えるのだが、 それに対してチャンドラーは、「それはまだ走っていないからです。もし走れば、すぐに走りたくなってきます」と答えている。
また、「どうすればやる気が出るんですか?」と質問してくるセールスマンに、チャンドラーは、「売りに出かけることです」と教えている。
「だから、その売るためのエネルギーが出ないんです」という質問が重ねられると、「すぐにセールスに出かけることです。やる気というものは、後からついてくるのであって、行動の前には出てこないんです」と答えている。
心理学的に、これは正しい。
たしかに、やる気は行動の原動力ではあるものの、行動の結果として生まれてくるものでもあるのだ。
「やる気がないから行動できない」と考える人は多いが、「行動していないから、やる気も出ないのだ」と言い換えることができる。
行動しなければ、いつまで待ってもやる気なんて湧いてこないのである。
「やる気がないから、勉強できない」という子どもがいるとする。しかし、やる気なんてあろうがなかろうが、とにかく本を読んだり、算数の問題を解いていたりすると、そのうちに、「あれっ、けっこう問題解くのって面白いぞ」と気づくようになる。
計算を素早く解けるようになると、もっと、もっと時間を短縮したくなってきて、ゲームを楽しむように勉強も楽しめるようになる。
やる気は、行動の結果として生まれてくる。
やる気がなくとも、さっさと行動を起こすことが大切だ。
音楽評論家のアーネスト・ニューマンも言っている、「偉大な作曲家たちは、意欲が湧いたから作曲に取り組んだわけではない。取り組んだので意欲が湧いたのだ」と。
《「やる気がないから行動できない」は、「行動していないから、 やる気も出ない」と言い換えよう。》
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「楽しいから笑うのではない。 笑うから楽しいのだ」
ウィリアム・ジェームズ (アメリカの心理学者・哲学者)の有名な言葉だ。
『脳は、先に口にした言葉に対して、不条理・不合理を認めず、合理的な事実に当てはめて解釈しようとする働きがあります。
先に「ありがとう」と言ってしまうと、その瞬間から、脳は「ありがとう」を探しはじめるようにできているそうです』
小林正観さんの言葉だ。
「笑い」も同じで、先に笑ってしまうと、脳は「笑うに値すること」を探し始める。
すると、もっと笑いたくなるような状況がやってくる。
いずれにしても、行動が先なのだ。
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