人の心に灯をともす 6056 いつも微笑みをたたえ、伸び伸びと楽しげ

【いつも微笑みをたたえ、伸び伸びと楽しげ】6056



渡部昇一氏の心に響く言葉より…


《申申如たり、夭夭天如たり》〈論語・述而(じゅつじ)第七〉


■子の燕居(えんきょ)するや、申申如(しんしんじょ)たり、夭夭如(ようようじょ)たり。

「申申如たり」とは、伸び伸びとして楽しげだということ。

「夭夭如たり」は、微笑みをたたえて美しい桃の花のようだという意味。


一人でいるときも、孔子は「申申如たり、夭夭如たり」という様子であったという。

これは私の好きな言葉で、一時期、字を壁にかけていたことがあった。


『読めば人間力が高まる東洋古典の名言366を一冊にまとめてみた』致知出版社
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中国の「詩経(しきょう)」の中にこんな詩がある。


桃之夭夭   桃 (もも) の夭夭 (ようよう) たる

灼灼其華  灼灼 (しゃくしゃく) たり其 (そ) の華 (はな)

之子于歸  之 (こ) の子 (こ) 于 (ここ) に帰 (とつ) ぐ

宜其室家  其 (そ) の室家 (しつか) に宜 (よろ) しからん


《桃の若々しさよ、燃えるように鮮やかに咲くその花。 この娘が嫁いでいけば、嫁ぎ先は家庭円満。》


安岡正篤師は、これを「心中に喜神を含む」と言った。

心の最も深い部分に、常に、明るい伸び伸びとした、喜びの心(喜神)を抱き続けること。

この喜神が心の底にあると、すべてのものを「肯定の心」「温かいまなざし」で見ることができる。


いつも、「微笑みをたたえている」「伸び伸びとして、楽しげ」

「心中に喜神を含む」人生でありたい。




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