人の心に灯をともす 3090 努力家で才能のある人が犯す過ち

【努力家で才能のある人が犯す過ち】3090


斎藤一人さんの心に響く言葉より…


努力家で才能のある人は、同じように努力家で才能のある人を好みます。

そして、才能もなくて努力もしない人を見ると腹を立てるんです。

そういう人って、他人も自分と同じだと考える傾向があります。


他人の行動が自分と同じくらいにできないと、特に我慢できなくなる人が多いんだよね。

だから、ついつい「なぜ、言ったことができないの?」とか「なぜ、そんなことができないの?」と言ってしまうんです。


リーダーや上に立つ人には、必ずそれを支える人がいます。

けっして1人だけでやっているわけではないんだよね。

誰かを支えている人って、例えるなら櫓の土台みたいなものなの。

注目されるのは乗っている人だけど、支える人がいるからこそ、安全が保障されています。

だから、上の人が下の人の悪口を言ったり、欠点ばかりを指摘したりしていると、その人たちが逃げていってしまって土台がなくなり、悪口を言った人は櫓の高いところから落ちてしまうことになるでしょう。


カリスマ美容師みたいな人も、才能があって、努力もしたんです。

だから、それが当たり前だと思ってしまいます。

すると、それができない人に怒ったり、腹を立てたりしてしまうんです。


でも、そんなことを続けていると、ある日お店に行ったら「誰もいなくなってた」ということになってしまいますよ。

美容室って予約を取ってくれる人がいて、髪の毛を洗ってくれる人がいて、 片づけたりしてくれる人がいるからこそ、いろんなことが仕事として回っていくんだよ。

上ばっかり見ていると、そんな簡単なことがわからなくなるからね。


だから、「給料を払ってるんだから当たり前」とか「こんなことぐらい、言わなくてもやれて当たり前」じゃなくて、「ごくろうさま」とか「ありがとうね」とか「偉いね」って言って感謝をするの。

そうすると働いている人も「あのカリスマ美容師がこんな私にも感謝してくれた」って喜んでくれるんです。


どんな人でも自分のことを尊重されないと腹を立てます。

そして、尊重されると誰だって嬉しいんです。

自分の仕事がどうやって回っているのか。

上に立つ人間であればあるほど、ちゃんと考えなよ。


『大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね。』サンマーク出版





「箱根山、駕籠(かご)に乗る人、担(かつ)ぐ人、そのまた草鞋(わらじ)を作る人」

という落語に登場する短歌がある。

「駕籠に乗る」という目立つ人がいるが、それを担ぐ人や、その担ぐ人の草鞋を作る人もいて、世の中は成り立っている。


世の中のことは、どんなに才能があろうが、自分一人でまわっているなどということはない。

必ず誰かに支えられている。

だからこそ、謙虚な気持ちで支えてくれている人たちに感謝しなければならない。

だが、それを忘れてしまって増上慢(ぞうじょうまん)になってしまっている人がいかに多いか。


誰に対しても謙虚な気持ちで、感謝を忘れない人でありたい。







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