人の心に灯をともす 3327 魂が喜ぶ生き方

【魂が喜ぶ生き方】3327



明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…


人類がいまだ経験したことのない長寿社会の到来…。

なかでも日本はその先頭を走っています。

お手本にすべき「先例」のない新たな時代を迎えているのです。


働き方にもパラダイム変化が生じています。

60~65歳で定年を迎えても、そこからの人生が30~40年ほどもあります。

「定年を迎えたら、後はのんびり過ごす」という生き方は、もはや現実にそぐわなくなりました。

60代からを「老後」と呼ぶには早すぎますし、「余生」というには長すぎます。


人生が100年近くも続くということを前提にして生きていなかった時代から、明らかにそれを意識しなければいけない時代へと変わりました。

本来、「人生をどう生きるか」というのは思春期から青春期の若者たちがテーマとする問いでしたが、成熟した大人たちの間であらためて「人生をどう生きるか」ということを考え直さざるを得なくなったのです。


私はこんな提案をしたいと思います。

●定年前、定年後という発想から脱却する。

●50歳からが第3期のスタート、75歳まであるのだと意識する。

●この時期を「人生の黄金期(ゴールデンデイジ)」として、どれだけ充実させられるか、どれだけイキイキ過ごせるかを考え、実践する時期にしていく。


では人生の黄金期とは何なのか。

その定義をこう考えます。

「人生を豊かなものにするため、自分の衰えと上手に付き合いながら、自分の価値感に即した生き方、魂が喜ぶ生き方を目指す…」


これは、75歳までリタイアしない生き方のススメです。

何からリタイアしないかというと、「人生を前向きに生きる意志」を捨てない、「心の現役感」を失わないということです。

人生100年時代においては、「老後」とか「余生」というものは75歳を過ぎてからだと考える。

65歳になると介護保険被保険者証が届き、前期高齢者などといわれるようになりますが、自分自身の意識として、「まだ老境にあらず」という意志を持ちつづける。

そういう気概を持ちたいですね。


この時期に自分の価値感に即した生き方、魂が喜ぶ生き方を見出した人は、75歳以降も、生きるエネルギーを上手に燃やして、イキイキと過ごすことができるのではないでしょうか。

105歳で亡くなった日野原重明先生は、生涯現役を貫かれました。

100歳を過ぎてからも、「2年後、3年後までスケジュールが入っています」とにこやかにおっしゃっていました。

バイタリティにあふれ、次は何をしようかということをつねに考えておられたのですね。

魂が喜ぶ生き方を見出し、それを実践し続けられた方だと思います。


『人生後半の幸福論』光文社新書





「逆順入仙」(ぎゃくじゅんにゅうせん)という教えがある。


「逆順入仙」は幸田露伴の言葉だ。

逆順とは、道理や自然の摂理にさからうこと。

入仙とは、仙人の域に達することができるの意。

つまり、自然にまかせて年をとるのではなく、年齢に逆らって生きれば、精神的にも肉体的にもいつまでも若々しく生きられるということ。


これを斎藤一人さんは、こう語る。

『花は花として、目立たなければいけない。

そして、花として生きる。

「目立ってはいけない」という人もいるけど、社会に出たら目立たないとね。

花は花として、目立たなければいけないんです。

人の人生は一回きりです。

それは、神さまがパーティーにご招待してくれたようなもの。

「素敵だね」といわれるような姿でパーティーに出て、どこが悪いんですか?

自分はどんどん素敵になるんだ、と。

一度きりのパーティーにご招待を受けたのだから引っ込んでいられるか、そう思ってください。

そして、花として生きるんです。』


この人生は、神さまから招待をうけた、たった一度きりのパーティーのようなもの。

だから、「隅っこで小さくなって、引っ込んでいられるか!」と。


花として生きる…

魂が喜ぶ、「逆順入仙」の生き方をしたい。






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