人の心に灯をともす 3350 みんなが同じことをやっているときはチャンス

【みんなが同じことをやっているときはチャンス】3350



西野亮廣氏の心に響く言葉より…


この現代において、上司、先生、家族、友人…それが誰であっても、「みんなと同じことをやりなさい」という人は、全員バカです。

昔に比べれば、個性尊重と言って、人と違うことは悪いことじゃないんだという考え方も定着しているように見えます。

でも、本当にそうでしょうか?

残念ながら、「みんなと同じことをやりなさい」という考え方は、いまでも暗に幅を利かせていると思います。

そうじゃなければ、ぼくがこんなにネットなどで叩かれるわけがない(笑)。


ぼくは、活動初期のころから、早く売れるための戦略として、意識的に人と違うことをやってきました。

それ以来、ぼくは人と違うことをやって得をしたことしかないので、いまの自分にとっては、人と違うことをするというのは当たり前すぎるマインドセットになっています。

なので、ここでは時間を遡(さかのぼ)って、キングコングのデビュー前の話をしたいと思います。


ぼくは、1999年にキングコングを結成して、1年で売れなかったらやめるという約束で実家から飛び出しました。

10年下積みをやるなんて許されない。

とにかく1年で売れなきゃいけない。

だから、どうやったら1年で売れるのかを徹底的に考えました。


そうして考えたのは、大阪の漫才コンクールで片っ端から優勝するという方法。

当時はいまのように若手芸人が出られる番組はありませんでしたから。

まずやったのは、先輩たちの漫才のチェックです。

そうしたら、ほとんどの先輩が、ダウンタウンさんみたいな漫才スタイルだった。

誇張ではなく本当に、99%の先輩がそうだった。

簡単に言うと、その場での大喜利を求められるようなスタイル。

たしかに、当時の審査員の多くもそれを求めていたと思います。


それを見て、みんながやっているダウンタウンさんのスタイルと真逆のスタイルでいけば勝てるはずだ、と戦略を立てたんですね。

結果、キングコングは漫才コンクールを総なめにしていきました。

これは完全に戦略勝ちです。

なぜなら、お客さんからの見え方は「同じようなスタイルAの9組と、違ったスタイルBの1組」になります。


この時点で、印象の残り方は10組に10%ずつ均等になりません。

お客さんの中では結局、AとBでどちらのほうが面白かったか、という印象になる。

つまり、Bになれた時点で勝率を50%まで上げることができる。

逆に、Aのスタイルを取るなら、勝率は10%ではなくて、50%の9分の1、つまり5%ちょっとになる。


これと同じロジックが、東京オリンピックのエンブレムの審査会にも見られました。

最終候補が4案残りましたが、3つはカラフルで動きがあるデザインで、ひとつはモノトーン。

この時点で、カラフルな3つの勝率はそれぞれ16%(50%を3等分)、モノトーンの勝率は50%です。

果たして、選ばれたのはモノトーンのエンブレムでした。


当時、とにかく元気よく、ボケ数を増やそうとしました。

ほかの出演者がひとつの漫才でボケ数が10個なのに対して、ぼくらはボケ数が50個ある。

ボケ1発の切れ味は二の次にして、とにかく密度とスピードで差別化しました。

すると、けっこうな数の先輩から、「そんなの流行らないよ」とか、ダサいとか深みがないとか言われました。

挙句、「どうしてお前たちだけみんなと同じことをしないんだ」と言った先輩もいた。


先輩たちからそういうふうに言われて、さすがにまだこのころは若かったし、少しは孤独感もあったと思います。

でも、自分にはロジックがあったし、確信があった。

それ以来、ぼくは人と違うことをやって得をしたことしかないので、いまの自分のとっては孤独もクソもないです。

人と同じことをするほうが怖いから、「みんなと同じことをしろ」という声も、いまでは耳に入ってこないですね。

相手にするまでもない。


レッドオーシャンではなくブルーオーシャンに行け。

ビジネスの世界ではもう常識のように言われる言葉です。

それでも「レッドオーシャンに来い」という人の言葉は、くれぐれも無視してください。


■ みんなが同じことをやっているときはチャンス。別のことをやれ。

■ みんなと違えば、勝率はぐっと上がる。

■ みんなと違うことをするデメリットはゼロ。

■ レッドオーシャンには絶対いくな。


『バカとつき合うな』徳間書店






哲学者のエマソンはこう語る。

「世の中にあって、世の中の意見に生きるのはたやすい。

ひとりのとき、自分の意見に生きるのはたやすい。

だが、偉大な人間とは、群衆のなかにあって、みごとに孤高を保てる人物である」


そして、「大勢の人のあとについていけば、行きつく先はたいてい出口です」(ロビン・シャーマ)という言葉もある。


みんなと違う人でいることは、勇気がいる。

バッシングや、批判、嫉妬にさらされやすいからだ。

「出る杭は打たれる」というのと同じ。

しかし、その杭も、圧倒的に出ることにより「出過ぎた杭」となってしまえば、むしろ他の人の目印や、指標となる。


みんなの中にあって、孤高を保てるか。


「みんなが同じことをやっているときはチャンス」と捉え…

人と違うことを恐れずにやり続けたい。








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