人の心に灯をともす 3751 たくさんの優しさに出会えたから

【たくさんの優しさに出会えたから】3751



医師、鎌田實氏の心に響く言葉より…


苦悩し張り裂けそうな悲しみを乗り越えるには、自らへの視点を少しずらして、大切な誰かを思いやることが、一番いいのです。

人生は思い通りにならない時があります。

そんな時は、勝てなくても、負けなければいい。

負けない生き方があるのです。

悲しみは相手の身になることで癒されます。

大切にされるのを待ちわびていてはダメ。

自分から、人を大切にしてください。

「あなたが大切です」「あなたに感謝している」と誰かに言ってもらえると、人は生きていけるのです。

だから、自分の悲しみは横に置いて、誰かのために何かをしてあげると、新しい展開が始まるのです。

人はみな、愛に飢えています。

必ず、時間はかかってもあなたのところに、優しさやあたたかさが戻ってきます。

人生はうまくできています。



福島県の会津若松に講演に行ってきました。

講演が終わり、講演会場で僕の本にサインをしていると、ある中年の女性から声をかけられました。

「古い本ですけど、サインをしてくださいますか。娘の本棚にあった『がんばらない』です」

「いいですよ。喜んで」


「娘はリンパ性白血病で亡くなりました。娘は病気と戦いながら、先生の本を読んでいたようです。サインをしていただいて、娘の仏壇に手向けたいと思います」

白血病の治療を受けながら、苦しみを僕の本で耐えていたのだ。

ありがたいことです。

光栄なことです。


合唱部で活躍していた女の子。

高校2年の時に急性リンパ性白血病と診断されました。

よく勉強し、友達思いでみんなから好かれていました。

病気との闘いは1年半続きました。

途中、大腿骨骨頭壊死が起き、病気との闘いは熾烈を極めました。


高校3年の卒業式を前にした1月1日、娘さんは17歳と10ヵ月の短い命を終えました。

亡くなった後、ご両親が放心状態でいる時、なんと友達が娘さんの手紙を届けてくれました。

亡くなっているはずの娘さんから自筆の手紙が届いたのです。

亡くなる9ヵ月ほど前に、もしものことがあった時に両親に渡してほしいと、大親友に手紙を預けていたのです。

すごい子だな、と思いました。


「お父さん、お母さん、今まで大切に育ててくれてありがとう。

今は、お父さんとお母さんがこの手紙を、読まなくていいようにと願いながら書いています。

でも、この手紙を読んでいるということは残念な結果だったんだね。

でも、ここまで自分なりに努力してきたんだから、もう休んだっていいよね。

私は後悔してないよ。

こんな病気になって不幸だって思ったこともあった。

だけど今は全然不幸なんかじゃない。

幸せだよ。

だって、たくさんの優しさに出会えたから…。


お父さんとお母さんに愛してもらい続けた娘より」


『1%の力』河出書房新社





《あなたに出会った人がみな、 最高の気分になれるように、 親切と慈しみを込めて人に接しなさい。 あなたの愛が 表情や眼差し、微笑み、言葉に あらわれるようにするのです。》 (マザー・テレサ)


自分がとてつもなく辛い時でも、他の誰かを思いやることができる人がいる。

マザーテレサのごとき人だ。


多くの人は、自分が苦しい時や、疲れているとき、不安に思っているときは、自分のことしか考えられない。

他の人を思いやれる余裕がないのだ。


我々は時々、グチや、不平不満、泣き言や文句を言ってしまうことがある。

しかし、自分がいかに恵まれているかと気がついたとき、自分の「あまりの小ささに」、「あまりの甘ったれぶりに」恥ずかしさで身もだえしたくなる。

今、「生かされている」、ただそのことだけでもありがたいのに…。


「たくさんの優しさに出会えたから」

日々感謝の気持ちを持ち、人を思いやることのできる人でありたい。






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