人の心に灯をともす 3903 この人となら一緒に苦労しても良いと思えるのなら

【この人となら一緒に苦労しても良いと思えるのなら】3903



中山和義氏の心に響く言葉より…

「すぐに結婚してください。僕は本気です」

旅行先で知り合い、交際も始めて1年後。

ある女性がプロポーズをされました。

彼女も彼のことが大好きだったので、その気持ちはとても嬉しかったのですが、結婚を真剣に考えたことはありません。


「私は本当にこの人と結婚してもいいの?」


心配になって友人に相談すると、

「彼はお金がなくて、いつもあなたがお金を払っていると聞いていたけど、彼の仕事は大丈夫なの?

結婚は恋愛と違って、気持ちだけでは成り立たないわよ。

経済的なことも真剣に考えて決めないと…」

と言われてしまいました。


友人の言葉通り、彼はアルバイトで暮らしているような状況で、結婚後にお金で苦労することは明らかでした。

しかし、大好きな彼からのプロポーズに対して、お金を理由に断ることもできません。

悩んだ彼女は実家に帰ると、彼との結婚について、お母さんに相談をしました。


「実は1年前から付き合っている人がいて、プロポーズされたの。

彼のことは大好きだけれども、仕事が見つからなくて、アルバイトで暮らしているの。

でも、やる気が無いわけではなくて…」


と必死に説明しました。最後には、

「でも、私、どうしたらいいか分からない」

と叫んで、両手で顔を覆って泣き出してしまいました。


口を出さずに黙って話を聞いていたお母さんは、娘の頬(ほお)に両手を当ててゆっくりと顔を起こすと、

「あなたが幸せになるために結婚するのなら、考え直しなさい…。

でも、この人となら一緒に苦労しても良いと思えるのなら、絶対に彼と一緒になりなさい」


と、娘の顔をしっかりと見つめながら話しました。

その後、彼女は楽しそうに結婚の準備を始めました。


『人生の目的に気づく24の物語』フォレスト出版




昔の人は、「私と一緒に苦労してくれるか?」と言ってプロポーズしたという。

だが、最近は「君を絶対に幸せにするから」と言ってプロポーズする人が多いという。


そもそも、結婚しようと考えているときは、二人が盛り上がって最高に幸せな時。

普通に考えて、その幸せの絶頂にあるときより、さらにそれを超えて幸せにすることは非常に難しい。

すると結婚後、「プロポーズの時にあなたが言ったことと違う」となり、ケンカや言い争いが絶えなかったり、夫婦仲がギスギスしてしまったりする。


苦労することが出発点なら、それより少しでもよくなったら、毎日が幸せとなる。

もちろん、結婚する相手の人間性が大事なのは言うまでもなく、お金も仕事もとても大切だ。

とはいえ、今のように時代が音を立てて変わっていくときは、入った会社が定年まで安泰なのか、10年後まで存続するのかなどは、誰にも分らない。

お金ある人や一流会社に所属する人を選んだとしても、それが将来も保証されているわけではない。


変化の時代にもっとも必要なのは、新たなことにチャレンジし続けることができるかどうかであり、言いかえるなら、苦労を厭(いと)わない姿勢だ。

苦労を苦労と思わない人は遠くまで行くことができる。


苦労を楽しめる人でありたい。






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