人の心に灯をともす 5942 人生は遊行

【人生は遊行】5942



佐藤伝氏の心に響く言葉より…


鎌倉時代のお坊さん、一遍上人をご存知でしょうか。

楽しく踊りながら念仏を唱える踊念仏という方法で教えを広めたことでも有名です。

一遍上人は、人生は「修行」ではなく 「遊行(ゆぎょう)」だと説いたことから、別名を遊行上人とも呼ばれました。


「人生はつらく厳しい修行の旅だ」と考えると、実際そのとおりになります。

つらく苦しい体験に歯を食いしばって耐えながら、一歩一歩前に進むそんな人生になるのです。

しかし「人生は遊びだ」と考えたらどうでしょうか。

どんな出来事も、どんな出会いも 「お~、なるほど。今度はそうきたか」と受け止めるのです。


言い換えれば、映画の主人公になったようなもの。

人生の出来事すべてを見て、感じて、味わいつくして「遊ぶ」のです。

人生が終わるとき、ほとんどの人は「あれをやればよかった」と後悔します。

「あれをやらなければよかった」と悔やむ人は少ないのです。

人生を後悔で終えないためにも、「この世界は ラボ(=実験場)だ」と思ってください。

何も実験しないなんて、もったいない! 何でも試してみればいいんです。



《何も実験しない人生はもったいない!楽しいことをしよう》

(実験とは、失敗もトラブルも、大切なプロセスと考えて楽しむもの。人生も壮大な実験。なんでも試してみればいいのです)



『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』(ディスカヴァー)https://q.bmd.jp/91/119/5375/__no__





無能唱元師は著書「人蕩術奥儀/致知出版社」の中でこう語っている。


『「魅は与によって生じ、求によって滅す」

魅力というのは、与えることによって生まれ、欲しい欲しいと求めることによって無くなります。

その魅力の元にあるのが、余裕。

「ゆとり」や「余裕」といった雰囲気を漂わす人です。

では、このような余裕を得るには、どのようにしたらよいか、というと、それには、人生を楽しもう、と決心することです。

また、自分の人生を一つのゲームである、と思うことです。

言い替えれば、あまり真剣に「何が正しいことか?」などということを追求するのをやめて、「明るく、楽しく暮らす」ように考えることです。

「遊行者(ゆぎょうしゃ)」と仏教ではいいます。この世の旅路を、淡々と楽しみながら生きて行こうと心がけることです。

人間界にあってなお、空を行く雲のごとくこだわりのない人があったなら、その人はまさに「最高の魅力のある人」と私は呼びたいのです。』



「頑張る」とか「耐える」というような努力や修業ではなく・・・

人生を、もっとしなやかに、もっと軽やかに生きる。


まさに、今東光和尚のいう、「人生は冥途(めいど)までの暇つぶし」。

人生をあたかも、遊行者のように生きてみたい。





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