人の心に灯をともす 4194 居場所
【居場所】4194
小山龍介氏の心に響く言葉より…
よく、さきにTakeを考えるのではなく、GiveしたあとにTakeする「Give&Take」という話がありますが、これは贈与の原則を語っているものです。
そしてこれは長期的な人生の投資も同様なのです。
こうした贈与を、昔は自分の所属している企業に対して行っていました。
人生の時間をGiveすることによって終身雇用というTakeがある。
その関係が成り立っているときにはよかったのですが、あのトヨタ自動車でさえ終身雇用制度の維持は難しいと言っているときに、Giveの対象は所属企業だけでよいとは言えなくなってきました。
そんな時代においては、新しい領域へのGiveをスタートすることが重要です。
これは早ければ早いほどいい。
それだけ時間というリソースを長い間、投資できるからです。
在宅勤務を始めたみなさんは、どんな新領域にgiveしていきますか?
場の研究所の清水博先生は長年、場を研究されていく中で、その根本原理に与贈循環があると指摘されています。
与贈というのは、贈与をひっくり返した言葉で、贈与の中でも匿名での見返りを求めないものを言います。
この与贈が自分のいる《場》に対して行われると、その《場》が豊かになっていきます。
《場》が豊かになっていくと今度は、その《場》から自分へと与贈が居場所というかたちで返ってきます。
循環が起こっているのです。
たとえば、家族のためにケーキを買って帰るとします。
そうすると家族との関係もよくなり、家庭という《場》が豊かになります。
そうすると、自分の居場所もできる。
与贈は居場所づくりの方法なのです。
在宅勤務になると、実はこの居場所づくりを意識的にやる必要が出てきます。
これまでは会社という、自動的に与えられた居場所がありました。
しかし、物理的にその場所から離れたときに、人は会社に居場所があるという実感を失います。
そのことが、やがてメンタルにも響いてくるのです。
今まで意識してこなかった、居場所を作るための取り組みが必要になるのです。
その居場所は、会社の中にとどまりません。
むしろ、会社という小さな枠組みにとらわれることなく、最終的には地球全体が私の居場所と思えるくらいのスケールで、世界と向き合うことも可能です。
そういう視野で活躍する人は、ものすごく大胆なプロジェクトを成し遂げていくでしょう。
在宅勤務は、会社という小さな居場所を失う働き方です。
しかしそのことによって、世界という大きな居場所を獲得する機会を与えてくれる働き方でもあるのです。
『在宅HACKS!』東洋経済新報社
https://amzn.to/38xhAWJ
「人は居場所がないと感じると、精神を病んだり、アルコールに溺れたりする。他者に貢献することで、居場所を確保すればいい。」(アルフレッド・アドラー)
人は自分の「存在を否定」されたとき、生きる希望や、精神的なよりどころを失ってしまう。
よりどころとは、拠(よ)り処であり、寄り所であり、つまり、居場所のこと。
反対に「存在の肯定」とは、あなたがいてくれてよかった、あなたに居て欲しいという、人から必要とされることだ。
これからの時代は、会社という居場所の存在が少しずつ希薄になってくる。
だからこそ、いくつもの拠り所が必要となってくるということだ。
自分がほっと安心できる場所。
居心地のいい場所。
認めてくれる場所。
必要とされる場所。
そんな居場所をいくつも持つ必要がある。
中でも一番大事な居場所が家庭だ。
本書の中には、自宅を居心地のいい場所にするための、テクニックやノウハウが満載されている。
快適なリモート環境をつくるための知恵だ。
ちょっとした工夫で自宅環境が素敵なものとなるコツ。
自分の大事な居場所を、日々アップデートしたい。
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小山龍介氏の心に響く言葉より…
よく、さきにTakeを考えるのではなく、GiveしたあとにTakeする「Give&Take」という話がありますが、これは贈与の原則を語っているものです。
そしてこれは長期的な人生の投資も同様なのです。
こうした贈与を、昔は自分の所属している企業に対して行っていました。
人生の時間をGiveすることによって終身雇用というTakeがある。
その関係が成り立っているときにはよかったのですが、あのトヨタ自動車でさえ終身雇用制度の維持は難しいと言っているときに、Giveの対象は所属企業だけでよいとは言えなくなってきました。
そんな時代においては、新しい領域へのGiveをスタートすることが重要です。
これは早ければ早いほどいい。
それだけ時間というリソースを長い間、投資できるからです。
在宅勤務を始めたみなさんは、どんな新領域にgiveしていきますか?
場の研究所の清水博先生は長年、場を研究されていく中で、その根本原理に与贈循環があると指摘されています。
与贈というのは、贈与をひっくり返した言葉で、贈与の中でも匿名での見返りを求めないものを言います。
この与贈が自分のいる《場》に対して行われると、その《場》が豊かになっていきます。
《場》が豊かになっていくと今度は、その《場》から自分へと与贈が居場所というかたちで返ってきます。
循環が起こっているのです。
たとえば、家族のためにケーキを買って帰るとします。
そうすると家族との関係もよくなり、家庭という《場》が豊かになります。
そうすると、自分の居場所もできる。
与贈は居場所づくりの方法なのです。
在宅勤務になると、実はこの居場所づくりを意識的にやる必要が出てきます。
これまでは会社という、自動的に与えられた居場所がありました。
しかし、物理的にその場所から離れたときに、人は会社に居場所があるという実感を失います。
そのことが、やがてメンタルにも響いてくるのです。
今まで意識してこなかった、居場所を作るための取り組みが必要になるのです。
その居場所は、会社の中にとどまりません。
むしろ、会社という小さな枠組みにとらわれることなく、最終的には地球全体が私の居場所と思えるくらいのスケールで、世界と向き合うことも可能です。
そういう視野で活躍する人は、ものすごく大胆なプロジェクトを成し遂げていくでしょう。
在宅勤務は、会社という小さな居場所を失う働き方です。
しかしそのことによって、世界という大きな居場所を獲得する機会を与えてくれる働き方でもあるのです。
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「人は居場所がないと感じると、精神を病んだり、アルコールに溺れたりする。他者に貢献することで、居場所を確保すればいい。」(アルフレッド・アドラー)
人は自分の「存在を否定」されたとき、生きる希望や、精神的なよりどころを失ってしまう。
よりどころとは、拠(よ)り処であり、寄り所であり、つまり、居場所のこと。
反対に「存在の肯定」とは、あなたがいてくれてよかった、あなたに居て欲しいという、人から必要とされることだ。
これからの時代は、会社という居場所の存在が少しずつ希薄になってくる。
だからこそ、いくつもの拠り所が必要となってくるということだ。
自分がほっと安心できる場所。
居心地のいい場所。
認めてくれる場所。
必要とされる場所。
そんな居場所をいくつも持つ必要がある。
中でも一番大事な居場所が家庭だ。
本書の中には、自宅を居心地のいい場所にするための、テクニックやノウハウが満載されている。
快適なリモート環境をつくるための知恵だ。
ちょっとした工夫で自宅環境が素敵なものとなるコツ。
自分の大事な居場所を、日々アップデートしたい。
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