人の心に灯をともす 5281 朝礼暮改はあたりまえ

【朝礼暮改はあたりまえ】5281



田中克成氏の心に響く言葉より…


成功者の多くが、一度決めたことでも「違う」と思えば撤回したり、約束したことでも反故にしたりします。

「臨機応変」といえばそれまでですが、彼らの心変わりに振りまわされる側の立場になると勘弁してほしいですよね。


世界中で、「お金持ち」 や 「成功者」は悪党の代名詞として映画に用いられることが多いです。

彼らはその立場上、決断の連続の日々を過ごしています。

「朝令暮改」ということわざがありますが、彼らは毎分毎秒でアップデートを繰り返し、夕方には、朝の情報量とは比べ物にならないほどのアップデートが完了しています。


朝の判断が違うと思えば直ちに損切りしてロスを最小限に抑えます。

はじめることとやることを高速で回せる人が、経営者として優秀なのです。

はじめる判断が遅いと、その分チャンスも逃しますし、やめる判断が遅いと、その分、損害は甚大になります。

それらの決断にいちいち罪悪感と向き合う暇はありません。

ですから一見、相手のことはお構いなしに判断できる経営者は、まわりに何と言われようがうまくいきやすいのです。


あなたはきっといい人でしょう。

多少、周囲を顧みずの行動をしたところで、彼らほど たいした迷惑はかけることができません。

一度言ってしまった過去の自分に捉われないでください。

「今」の自分を100%信じて、毎瞬毎秒、自分の人生の舵取りをしていきま しょう。


『自分をよろこばせる習慣』すばる舎
https://amzn.to/3Jy9X4W





「朝令暮改」は、「二転三転」などと同じで、あまりいい意味には受け取られない。

しかしながら、

「過(あやま)ちては、改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ」

と論語の中にある通り、間違いを犯してしまった、と気づいたら、自分の体裁や他人の目など気にせず改めるべきである、という言葉もある。


特に、変化のスピードが恐ろしいほど早い現代では、朝の情報と夜聞いた情報がまるっきり違っていた、ということも珍しくない。

つまり、この「朝令暮改」が必要なのは経営者だけではないということだ。

これからの時代、誰もが、常に新しい情報を手に入れ、日々学んでいかないとあっという間に時代から取り残されてしまう。


坂本龍馬の有名な逸話がある。

龍馬が友人と会うたびに、「長い刀から短い刀に」「短い刀からピストルに」「ピストルから万国公法に」というように、古い武器から新しい武器に、新しい武器から法律に、というように持っているものや大事にしているものが変わっていったというエピソードだ。

昔も今も、変化に対応するには、たえざる自己変革をしていかなければ生き残ることはできない。


「朝令暮改はあたりまえ」という言葉を胸に刻みたい。






■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117