人の心に灯をともす 5286 不良長寿を目指す
【不良長寿を目指す】5286
順天堂大学医学部教授、奥村康(こう)氏の心に響く言葉より…
NK活性を元気に保つキーワードは、「開き直り」です。
NKが活性化するのは、好きなことに没頭する、くつろぐ、笑ったり、楽しくおしゃべりしているなど「脳が喜んでいるとき」「気持ちを発散しているとき」。
たとえ悲しみや怒りや緊張でも、ワッと大泣きしてスッキリしたり、自己ベストを目ざして走る......といった「解消」系や前向きなものなら、NKを活気づけます。
そしてNK活性が弱まるのは、「イライラ、クヨクヨ、メソメソしているとき」「感情を押し殺しているとき」です。
ひとりでじっとしている時間の多い生活もよくありません。
とりわけ、悲しみやつらさを抱えこむのは大敵です。
大切な人を失った悲しみから立ち直れない、悩みや苦労を誰にも打ち明けないで耐えぬく、今までの社会的レベルから転落して不遇をかこつ、などの状態は、NK活性を一気に弱めます。
わが子に先立たれた母親が見る影もなくやつれるのも、トップの座を追われたり、逮捕された人が別人のように老けこんでしまうのも、そのせいですね。
几帳面でまじめな日本人の多くが抱える「悩みすぎる」欠点も問題です。
人の評価が気になる。
他人と自分を比べてしまう。
いろいろと気を回して迷った あげく決められない。
完全主義で、「こうであらねば」「こうするべき」と自分を追いこむ。
自分を責める。
「おきてしまったこと」「自分の力ではどうにもならないこと」を、いつまでも思い悩む。
こういうクヨクヨ癖は、自分で自分をアリ地獄に落とすのと同じことで、一文の得にもならないばかりか、NK活性を弱らせ、万病を引き寄せてしまいます。
クヨクヨ地獄から、どうしたら脱出できるか。
認知療法の第一人者である大野裕・慶應義塾大学教授は「開き直り」をすすめています。
どんなに能天気な人にも、つらい時、悩む時はあります。
そこで、「いやなことは忘れよう。かかわるのをやめよう」と上手に開き直って心の力をつけなさい、と。
『「まじめ」は寿命を縮める 「不良」長寿のすすめ』宝島社新書
https://amzn.to/3JdUnd0
奥村氏は『「不良」長寿』のお手本は、かのシュバイツアー博士だという。
アフリカのジャングルという過酷な環境で生涯を現地人への医療に捧げて奔走しながら、95歳の長寿を全うした生命力を支えたのは「自分が病気にかかった時のいちばんいい薬は、すべき仕事があるという自覚に、ユーモアの感覚を調合したもの」「厄病神は、私の体内ではあまりいいもてなしをしてもらえないためにさっさと出て行くのさ」という、「病も不運もおもろがる」ユーモア精神でした。
強制収容所、漂流、末期ガンなど、ギリギリの死の淵から生還した人たちも、口をそろえて
「どんなに絶望的な状況でも、何か楽しいことを見つける。今まだ生きている奇跡に感謝し、運を天に任せつつ、決してあきらめないで、できる限りの努力をする。それが生きのびる秘訣」と語っています。
漂流記を読むと、不運をのろって絶望したり、空腹やのどの渇きがつらいと嘆き 続けていた人が先に亡くなり、漂流ボートからあおぐ夕焼け雲の美しさに見とれて 「こんなときに、おまえはバカか」と嘲笑されていた人が生き残っているんです。
そして、奥村氏は『ガンの治療法はまだ確立されていないが、予防の王道は「まじめをひかえ、じょうずに開き直ること」と「ストレス解消」にある』という。
まじめをひかえ、不良長寿を目指す人でありたい。
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順天堂大学医学部教授、奥村康(こう)氏の心に響く言葉より…
NK活性を元気に保つキーワードは、「開き直り」です。
NKが活性化するのは、好きなことに没頭する、くつろぐ、笑ったり、楽しくおしゃべりしているなど「脳が喜んでいるとき」「気持ちを発散しているとき」。
たとえ悲しみや怒りや緊張でも、ワッと大泣きしてスッキリしたり、自己ベストを目ざして走る......といった「解消」系や前向きなものなら、NKを活気づけます。
そしてNK活性が弱まるのは、「イライラ、クヨクヨ、メソメソしているとき」「感情を押し殺しているとき」です。
ひとりでじっとしている時間の多い生活もよくありません。
とりわけ、悲しみやつらさを抱えこむのは大敵です。
大切な人を失った悲しみから立ち直れない、悩みや苦労を誰にも打ち明けないで耐えぬく、今までの社会的レベルから転落して不遇をかこつ、などの状態は、NK活性を一気に弱めます。
わが子に先立たれた母親が見る影もなくやつれるのも、トップの座を追われたり、逮捕された人が別人のように老けこんでしまうのも、そのせいですね。
几帳面でまじめな日本人の多くが抱える「悩みすぎる」欠点も問題です。
人の評価が気になる。
他人と自分を比べてしまう。
いろいろと気を回して迷った あげく決められない。
完全主義で、「こうであらねば」「こうするべき」と自分を追いこむ。
自分を責める。
「おきてしまったこと」「自分の力ではどうにもならないこと」を、いつまでも思い悩む。
こういうクヨクヨ癖は、自分で自分をアリ地獄に落とすのと同じことで、一文の得にもならないばかりか、NK活性を弱らせ、万病を引き寄せてしまいます。
クヨクヨ地獄から、どうしたら脱出できるか。
認知療法の第一人者である大野裕・慶應義塾大学教授は「開き直り」をすすめています。
どんなに能天気な人にも、つらい時、悩む時はあります。
そこで、「いやなことは忘れよう。かかわるのをやめよう」と上手に開き直って心の力をつけなさい、と。
『「まじめ」は寿命を縮める 「不良」長寿のすすめ』宝島社新書
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奥村氏は『「不良」長寿』のお手本は、かのシュバイツアー博士だという。
アフリカのジャングルという過酷な環境で生涯を現地人への医療に捧げて奔走しながら、95歳の長寿を全うした生命力を支えたのは「自分が病気にかかった時のいちばんいい薬は、すべき仕事があるという自覚に、ユーモアの感覚を調合したもの」「厄病神は、私の体内ではあまりいいもてなしをしてもらえないためにさっさと出て行くのさ」という、「病も不運もおもろがる」ユーモア精神でした。
強制収容所、漂流、末期ガンなど、ギリギリの死の淵から生還した人たちも、口をそろえて
「どんなに絶望的な状況でも、何か楽しいことを見つける。今まだ生きている奇跡に感謝し、運を天に任せつつ、決してあきらめないで、できる限りの努力をする。それが生きのびる秘訣」と語っています。
漂流記を読むと、不運をのろって絶望したり、空腹やのどの渇きがつらいと嘆き 続けていた人が先に亡くなり、漂流ボートからあおぐ夕焼け雲の美しさに見とれて 「こんなときに、おまえはバカか」と嘲笑されていた人が生き残っているんです。
そして、奥村氏は『ガンの治療法はまだ確立されていないが、予防の王道は「まじめをひかえ、じょうずに開き直ること」と「ストレス解消」にある』という。
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