人の心に灯をともす 5287 運は言葉で変化する
【運は言葉で変化する】5287
萩本欽一氏の心に響く言葉より…
いい運を引き寄せるには、言葉がとっても大事なんです。
運がたまっているときも、 言葉の使い方を間違えるとスーッと運は消えていきます。
運の神様が嫌うのは否定の言葉。
「ノー」より「イエス」に運があるの。
「君、ちょっとこの仕事やってくれないか?」と言われたとき、「いやです!」なんて言うと、運はそのとたん消えますね。
この言い方だとパッと消えちゃう。
いやだな、と思うことは、積極的にやると運がついてくるんです。
「ぜひやらせてください」っていう言葉で引き受けると、人間関係も仕事もぜったいうまくいく。
でも、すごくいやなときに「それ、やりたかったんです!」なんて無理して言うと、相手にも「ウソっぽいな」って見抜かれちゃいます。
ちょっといやだな、ぐらいのときは「ぜ~んぜん大丈夫です」って軽い言葉で返すと、運の神様が喜ぶの。
でもこの微妙な差で、運はかなり左右されちゃう。
だから僕、一緒に仕事をする人は顔を見て、言葉を聞いて選んでいます。
小さいとき、僕が憧れていたのは江戸っ子でした。
江戸っ子って、行動も言葉も粋なの。
金がなくてもやせ我慢して、「つらい」とか「やだ」という言葉はぜったい出さない。
昔の下町には、いい言葉を使う大人がいっぱいいましたよ。
たとえば子供たちが空き地で野球をやっているとき、ファールボールが近所の家のガラスを直撃してガッチャ~ン!
よく見られた光景です。
僕もやったことがあります。
こんなとき、「逃げたい!」と一瞬思うよね。
でも昔の子だから、ちゃんとその家に謝りに行きました。
「おじさ~ん! ごめんなさい。ガラス割っちゃった~」
ありったけの勇気を振り絞ってその家の前で言ったら、ガラッと玄関が開いておじさんが出てきました。
怒られる・・・・・って覚悟してたら、「ガラスなんて割れたっていいんだよ、あとで直せるから。それより今でっかい声が出たな。子供は声のでかいほうがいいんだ。もういいから、早く帰んな」
おじさん、こう言ったんです。
まいったね。
大人はすげ~や、って感動しちゃった。
僕も大人になったら、こういう言葉を使える人間になりたいって思いました。
いやなことにぶち当たったとき、カッとして相手を非難したり、恨みごとを言ってるといい大人になれないね。
目の前に苦労してる若者がいても、「俺なんかもっと苦労したんだぞ、ばかやろう!」なんて言う大人になっちゃう。
失敗した若者をただ怒鳴る、いやな大人。
これじゃあ自分の運も逃げていくし、若者からも運をもらえない。
僕は大人になってから、若い子にいっぱい運をもらったな。
若い子が失敗したとき、かける言葉に気をつけたんだよね。
小堺一機なんかね、ものすごいあがり症で、初めて番組にだしたとき震えてめちゃくちゃになっちゃったの。
それで僕、番組が終わったあと小堺にこう言いました。
「俺、あがる奴って好きだよ」
ほんとは “ばっかやろ~、なにあがってんだよ” っていうのが正直な気持ちだったの。
でもね、同時に若いころの自分と似てるなとも感じたんですよ。
あがり症で震えちゃう子。
こういう子には、「ダメじゃないか!」って怒ったり、笑いながら「あんなにがたがた震えたんじゃ放送できねえよ」ってギャグにしちゃいけない。
いい言葉をかけてあげたほうがいいの。
小堺はすごく素直な子だし、将来きっと有名になるって思ったから、励みになるような言葉を伝えたかったんだよね。
小堺のしゃべりってスピード感があるでしょ?
あれは地じゃないの。
しゃべりの間が空くとあがっちゃうから、ぽんぽん言葉を出してるうちにスピード感が出てきて、それが持ち味になったんです。
「昔大将が言ってくれた『あがる奴は好きだ』って言葉、あれで僕は救われました」
のちに小堺は言ってくれたけど、別に僕が救ったわけでも育てたわけでもないよね。
小堺は自分の短所を自覚して、それをカバーするやり方に切り替えたことで人気者になったんだから、本人の力なの。
でも、そういう子が僕に感謝してくれてるって、うれしいでしょ。
これも言葉のおかげなんです。
『ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書
https://amzn.to/42afFB1
何かの会や組織の役員を頼まれたとき、会社や他の役職が殺人的に忙しくて、絶対に引き受けられないような場合がある。
一人は、「私を選んでくれて本当にうれしいし、光栄です。ありがたいです。しかし、〇〇の事情で…」という。
もう一人は、「今、ほんとに忙しいから無理無理、そんなのうけたら会社つぶれちゃう。他の人にあたって」。
言葉の使い方ひとつで、頼みに行った人の印象はまるで違う。
後者の人は、「ああ、嫌な感じだな、こっちだってヒマで頼みに来てるわけじゃないのに」と。
結果、そういう人にはだんだん頼まれごとがこなくなる。
つまり、運が逃げていくタイプの人だ。
「不運なとき」「失敗したとき」「つらいとき」「嫌なことがあったとき」「お金がないとき」「怒りたくなったとき」に、どんな言葉を使うかで運がやってくるか、逃げていくか決まる。
相手がほっこりするような言葉。
相手の気持ちが軽くなるような言葉。
思いやりのある言葉。
救いのある言葉。
あたたかい言葉。
やさしい言葉。
粋な言葉。
「運は言葉で変化する」
粋な大人は言葉も粋。
言葉を磨き、いい運を引き寄せたい。
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萩本欽一氏の心に響く言葉より…
いい運を引き寄せるには、言葉がとっても大事なんです。
運がたまっているときも、 言葉の使い方を間違えるとスーッと運は消えていきます。
運の神様が嫌うのは否定の言葉。
「ノー」より「イエス」に運があるの。
「君、ちょっとこの仕事やってくれないか?」と言われたとき、「いやです!」なんて言うと、運はそのとたん消えますね。
この言い方だとパッと消えちゃう。
いやだな、と思うことは、積極的にやると運がついてくるんです。
「ぜひやらせてください」っていう言葉で引き受けると、人間関係も仕事もぜったいうまくいく。
でも、すごくいやなときに「それ、やりたかったんです!」なんて無理して言うと、相手にも「ウソっぽいな」って見抜かれちゃいます。
ちょっといやだな、ぐらいのときは「ぜ~んぜん大丈夫です」って軽い言葉で返すと、運の神様が喜ぶの。
でもこの微妙な差で、運はかなり左右されちゃう。
だから僕、一緒に仕事をする人は顔を見て、言葉を聞いて選んでいます。
小さいとき、僕が憧れていたのは江戸っ子でした。
江戸っ子って、行動も言葉も粋なの。
金がなくてもやせ我慢して、「つらい」とか「やだ」という言葉はぜったい出さない。
昔の下町には、いい言葉を使う大人がいっぱいいましたよ。
たとえば子供たちが空き地で野球をやっているとき、ファールボールが近所の家のガラスを直撃してガッチャ~ン!
よく見られた光景です。
僕もやったことがあります。
こんなとき、「逃げたい!」と一瞬思うよね。
でも昔の子だから、ちゃんとその家に謝りに行きました。
「おじさ~ん! ごめんなさい。ガラス割っちゃった~」
ありったけの勇気を振り絞ってその家の前で言ったら、ガラッと玄関が開いておじさんが出てきました。
怒られる・・・・・って覚悟してたら、「ガラスなんて割れたっていいんだよ、あとで直せるから。それより今でっかい声が出たな。子供は声のでかいほうがいいんだ。もういいから、早く帰んな」
おじさん、こう言ったんです。
まいったね。
大人はすげ~や、って感動しちゃった。
僕も大人になったら、こういう言葉を使える人間になりたいって思いました。
いやなことにぶち当たったとき、カッとして相手を非難したり、恨みごとを言ってるといい大人になれないね。
目の前に苦労してる若者がいても、「俺なんかもっと苦労したんだぞ、ばかやろう!」なんて言う大人になっちゃう。
失敗した若者をただ怒鳴る、いやな大人。
これじゃあ自分の運も逃げていくし、若者からも運をもらえない。
僕は大人になってから、若い子にいっぱい運をもらったな。
若い子が失敗したとき、かける言葉に気をつけたんだよね。
小堺一機なんかね、ものすごいあがり症で、初めて番組にだしたとき震えてめちゃくちゃになっちゃったの。
それで僕、番組が終わったあと小堺にこう言いました。
「俺、あがる奴って好きだよ」
ほんとは “ばっかやろ~、なにあがってんだよ” っていうのが正直な気持ちだったの。
でもね、同時に若いころの自分と似てるなとも感じたんですよ。
あがり症で震えちゃう子。
こういう子には、「ダメじゃないか!」って怒ったり、笑いながら「あんなにがたがた震えたんじゃ放送できねえよ」ってギャグにしちゃいけない。
いい言葉をかけてあげたほうがいいの。
小堺はすごく素直な子だし、将来きっと有名になるって思ったから、励みになるような言葉を伝えたかったんだよね。
小堺のしゃべりってスピード感があるでしょ?
あれは地じゃないの。
しゃべりの間が空くとあがっちゃうから、ぽんぽん言葉を出してるうちにスピード感が出てきて、それが持ち味になったんです。
「昔大将が言ってくれた『あがる奴は好きだ』って言葉、あれで僕は救われました」
のちに小堺は言ってくれたけど、別に僕が救ったわけでも育てたわけでもないよね。
小堺は自分の短所を自覚して、それをカバーするやり方に切り替えたことで人気者になったんだから、本人の力なの。
でも、そういう子が僕に感謝してくれてるって、うれしいでしょ。
これも言葉のおかげなんです。
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何かの会や組織の役員を頼まれたとき、会社や他の役職が殺人的に忙しくて、絶対に引き受けられないような場合がある。
一人は、「私を選んでくれて本当にうれしいし、光栄です。ありがたいです。しかし、〇〇の事情で…」という。
もう一人は、「今、ほんとに忙しいから無理無理、そんなのうけたら会社つぶれちゃう。他の人にあたって」。
言葉の使い方ひとつで、頼みに行った人の印象はまるで違う。
後者の人は、「ああ、嫌な感じだな、こっちだってヒマで頼みに来てるわけじゃないのに」と。
結果、そういう人にはだんだん頼まれごとがこなくなる。
つまり、運が逃げていくタイプの人だ。
「不運なとき」「失敗したとき」「つらいとき」「嫌なことがあったとき」「お金がないとき」「怒りたくなったとき」に、どんな言葉を使うかで運がやってくるか、逃げていくか決まる。
相手がほっこりするような言葉。
相手の気持ちが軽くなるような言葉。
思いやりのある言葉。
救いのある言葉。
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