人の心に灯をともす 5456 難ある人生は、有難い

【難ある人生は、有難い】5456



ひすいこたろう氏の心に響く言葉より…


「人生とは 嵐が去るのを待つ場所ではなく 雨の中でもダンスをして楽しむことを学ぶ場所である」 (ヴィヴィアン・グリーン/アメリカの作家)


漫画家として、描いても描いてもボツになる。

自分は才能がなかったのかもしれないと挫折し、部屋で立ち上がる気力もなくなった・・・。としたら、それは最悪の日ですか?

実は、その最悪の日に、運命が変わって描きあげたのが尾田栄一郎さんの国民的人気漫画『ONE PIECE』(集英社)です。



「余命5年です!」と宣告されるって、それは確実に人生最悪の日ですよね?

実際にそう宣告されたのは孫正義さんで、それがきっかけで、自分は何を一番大事にして生きたらいいのかに覚醒して、その後のソフトバンクの快進撃が生まれたってご存知でしたか?



「ボクは何をやらせてもおそいし、頭もよくないから、普通の人が3日でわかることが30年ぐらいかかってやっとわかったりします。いまでも勉強している事がありますが、何年やってもほんの少しも進歩しないのでおかしくて笑ってしまいます」と語るのは、50歳まで失意と絶望の連続だったという『アンパンマン』を描いた、やなせたかしさんです。

普通の人が3日でわかることが30年かかるって、人生大変そうじゃないですか?



「カンパニーぜよー!」と意気込んで、ようやく手に入れた船で初船出を果たしたと思ったら、天下の徳川御三家の船と衝突して、船が沈んでしまうって、人生最悪の日ですよね?

しかし、坂本龍馬はその事件で億を超えるお金を手にする流れを作りました。



作家を目指すも本を出してくれる出版社はなくて、自費で作ったものの全く売れなかった。

作家を目指す者としては最悪の日々だといえますよね?

これは、文豪・宮沢賢治の人生です。



偉人の伝記を読むとわかります。

最悪は、不幸じゃない。

最悪は、新しい自分が始まる日であると。


最悪は、自分の人生が、想像を超えて面白くなる兆し。

偉人伝を読むと、このときの不幸があったおかげで、未来にこういう幸せがくるのかと、人生を俯瞰する視線が立ち上がるのです。

偉人たちは教えてくれます。


難が何も無いと、無難な人生になる。

難が有る人生は、有難い人生となると。



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小林正観さんはこう語る。


『「幸せを見せてください」と言われた神さまは、まず思いっきり右側に振り子を振ります。

そして私たちが、「もう耐えきれない、ギブアップ」と言うと、神さまはその振り子から手を離します。

振り子は勢いがついて、真ん中を通り越して、大きく左側 (幸せ)に行きます。

そのことに気づいたら、私たちはつらいこと、苦しいこと、大変なことに遭遇したときも、一喜一憂せずに、平静な心でいられるかもしれません。』


「陰極まって陽に転ずる」

という言葉がある。

株の用語で「陰の極」というが、相場が下がり続け、これ以上下げようがない状態をいう。

その時こそが、絶好の買い場だと言われる。

なぜなら、そこからは上がるしかないからだ。


「運」も同じで、不運の方に目いっぱい振れたとき、振り子の原理で、そこからは「幸運」の方に振れる。

不運なときやダメなときに「運がたまっている」状態だ。


難ある人生は、有難い。






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