人の心に灯をともす 5832 徳の香る人に

【徳の香る人に】5832



元ノートルダム清心学園理事長、渡辺和子氏の心に響く言葉より…


雰囲気というものは、目に見えないけれど、体全体で感じるものです。

部屋に入った途端に、自分が歓迎されているのか、いないのかわかる時があります。

今まで和やかだった雰囲気が、一人がそこに加わっただけで、険悪なものに変わることもあるのです。


雰囲気というのは、目には見えない“人の心”がかもし出すものと言えましょう。

一人ひとり、その人独特の雰囲気を持っていて、それは多くの場合、その人の価値観や生活態度から生まれてくるもののようです。


ヘンリー・ニューマンという英国の枢機卿が作った祈りの一つに、「神の愛の輝き」というのがあります。

その中でニューマンは、「主よ、私がどこにいても、あなたの香りを放つことができるように、私をお助けください」と祈っています。

キリストが持っていたであろう香りとは、ほかでもないキリストの雰囲気で、それを静かに、しかも馥郁(ふくいく)と放つことができる人になれたら、どんなに良いことでしょう。


人を包みこむような愛と許しの雰囲気があるところには、平和があります。

マザー・テレサは、このニューマンの祈りを毎日唱えていました。


以前、マ ザーをカルカッタ(現コルカタ)に訪ね、一緒にミサに与っていた時のことです。

喧騒(けんそう)の街中にあり、通りに面して開け放たれた窓からは騒音が絶え間なく入るチャペルでしたが、壁を背に、合掌して祈るマザーの周辺には、冒しがたい静寂がありました。

それは、身も心もすべてを神に捧げ、人並み以上のきびしい修道生活を送り ながら、その愛とほほ笑みを人々、特に貧しい人々に惜しみなく与えているマザーの体全体がかもし出している雰囲気でした。

そこにキリストの香りが馥郁として漂っていたことを、今もなつかしく思い 出します。


『どんな時でも人は笑顔になれる』PHP文庫
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藤尾秀昭氏のこんな文章がある。


「花は香り 人は人柄」という言葉がある。

見た目にいくら華やかで艶(つや)やかでも、造花には真に人を引きつける魅力はない。

人もまたいくら実力があっても、傲慢で鼻持ちならない人に人間的魅力はない。

まず自分を創(つく)ること。

自分という人間を立派に仕上げること。

そして、徳の香る人になること…


(小さな人生論・3 /致知出版社)より




その人の人格や人柄からかもし出す雰囲気がある。

それが、「徳の香り」。


人格を磨き、自分を立派に仕上げること。

そして、たとえわずかであっても・・・

「徳の香る人」をめざしたい。





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