人の心に灯をともす 5977 百年たてば誰もいなくなる

【百年たてば誰もいなくなる】5977



浜松医科大学名誉教授、高田明和(あきかず)氏の心に響く言葉より…


「百年たてば誰もいなくなる」という言葉があります。

将来、私たちの誰もが死んでいなくなることは確実です。

この言葉はそのような一般的なことをいっているのではありません。

周囲で自分のことを笑ったり、ほめたりしている人も皆いなくなるのだ、だから気にするなという意味なのです。


私のような年齢になると、この言葉の意味がしみじみ感じられます。

「なぜあんなに喧嘩をしたのか」「なぜあそこまで対立したのか」などと考えるとむなしい気もします。

この、「百年たてば誰もいなくなる」という言葉の意味をかみしめると、小さなことにくよくよしなくなります。


私たちは目先のことから目を離せないという性質をもっています。

さらに人間関係を固定して考えてしまいがちです。

しかしすべての関係は流れるように変わってゆくのです。

これに気がつけば、ストレスを起こす環境に心を乱さないでいられるはずです。


『脳と心に効く言葉』二見レインボー文庫
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リチャード・カールソン氏は著書、「小さいことにくよくよするな!」の中でこう言っている。


『時の流れのなかで百年というのはそれほど長い時間ではない。

しかし、確実なことが一つある。

いまから百年後、私たちはこの地球にはいないということだ。

それを念頭においておけば、人生の危機やストレスにみまわれたときも客観的な視野にたてる』



我々は時として、はらわたが煮えくり返るほど怒りに震(ふる)え、理不尽な仕打ちに我慢ならないときがある。

「あいつだけは許せない」「あの言葉には傷ついた」「あの人は絶対嫌いだ」

そして、怒鳴りたくなったり、非難したくなったりする。

しかし、「あと100年もしたら、相手も、自分も、この世にはいないな」と思えば、不思議と怒りが収まるものだ。


激情にかられていても、ふっとわれに返る。

誰もが等しく決められた事実は、人は生まれたら必ず死ぬ、ということ。

しかし、日常我々はそのことを忘れている。

また、忘れているからこそ、平気で生きていられる、ともいえる。


死は通常意識することはないが、人生において、大きなトラブルや、ストレスに見舞われたときには・・・

「百年たてば誰もいなくなる」とつぶやいてみる。

そうすれば、自分を客観視でき、心も落ち着く。





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