人の心に灯をともす 3046 愛嬌がいかに大事か

【愛嬌がいかに大事か】3046


司馬遼太郎氏の心に響く言葉より…


「豊臣秀吉も徳川家康も、だまっていてもどこか愛嬌(あいきょう)のある男だった。

明智光秀は智謀こそそのふたりよりすぐれていたかもしれないが、人に慕(した)い寄られる愛嬌がなかったために天下をとれなかった。

英雄とは、そうしたものだ。

たとえ悪事を働いても、それがかえって愛嬌に受けとられ、ますます人気のたつ男が、英雄というものだ。

竜馬にはそういうところがある。

ああいう男とけんかするのは、するほうが馬鹿だし、仕損(しぞん)さ」



「竜馬は英雄ですか」

「においはあるな」

「しかし、かれは学問はありませぬ」

「もろこしの項羽(こうう)は、文字は名を記するに足る、といった。

英雄の資質があれば、それで十分さ。

書物などは学者に読ませておいてときどき話させ、よいと思えばそれを大勇猛心をもって実行するのが英雄だ。

なまじい学問などをやりすぎれば、英雄がしなびてくる」



竜馬も、ニコニコした。

その笑顔が、ひどく愛嬌があり、(おお、みごとな男じゃ)と西郷は思った。

漢(おとこ)は愛嬌こそ大事だと西郷は思っている。

鈴虫が草の露を慕うように万人がその愛嬌に慕い寄り、いつのまにか人を動かし世を動かし、大事をなすにいたる、と西郷はおもっている。

もっとも、西郷の哲学では、愛嬌とは女の愛嬌ではない。

無欲と至誠からにじみ出る分泌液だとおもっている。


《竜馬がゆく》

『人間というもの』PHP文庫




斎藤一人さんは、愛嬌についてこう語る。

「しかめっ面で、ツイてる人って見たことないんです。

仕事でもなんでも、『笑顔のすてきな人』のほうが勝ちになってきちゃう。

愛嬌(あいきょう)が大事なんです。

仕事というのは、愛嬌の問題なの。

愛嬌とは実力なんです」


男女を問わず、笑顔が素敵で、いつも明るくて上機嫌な人が、人から好かれないわけがない。

反対に、いつもブスっとして、機嫌の悪い人のそばには誰も近寄りたくはない。


顔を揶揄(やゆ)するときにつかう「ブス」という言葉は、トリカブトという毒のことを言う。

それを口に含むと神経が麻痺(まひ)し、顔が無表情になってしまうといわれる。

その無表情な顔を「ブス」という。


素敵な「笑顔」は人を蕩(とろ)けさせる。

愛嬌のある人でありたい。







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