人の心に灯をともす 3165 自分はなんと幸運なのだろうか

マーク・マイヤーズ氏の心に響く言葉より…


夢を追って人生の探索を続けていると、すでに自分の身に起きた素晴らしい出来事を忘れがちになる。

すでに手に入れているものに感謝することなく、手に入らないものにフラストレーションをてめるのは人間の性(さが)だが、それは間違いだ。


ある知り合いの女性は、非常に扱いにくい上司のもとで働いているが、いつも微笑みを絶やさず、親切で、陽気で、快活だ。

私は彼女が人に対してかみつくような言い方をしたり、機嫌を悪くしているところなど見たことがない。

ある時、どうしていつも笑顔を絶やさず、気分よく仕事をしていられるのかと尋ねてみた。

すると彼女はこう答えた。


息子がガンを宣告されて今治療を受けている。

そういうことがあると、ほかのことはすべて、それとの比較の問題となってくる。

例えば、ストレスがたまるとか、つらいと思えるようなことでも、本当はそれほど大事件ではないとわかってくる。

そんなことは一週間もすれば忘れてしまっている…。


もしあなたが、運の強い人間になりたいと本気で思うなら、これまでに自分がやり遂げてきたことについて真剣に考え、それに感謝できなくてはならない。

だからといって、「夢をかなえることなど考えず、現状に満足して黙って座っている」と言っているのではない。

今まですでに得ているものもたくさんあることに気づき、もしかすると、一夜にして今よりずっとひどい状態になることもあり得るのだということを自覚すれば、人生に対する態度は変わってくるだろうということだ。


もしあなたが自分の持っているものに感謝し、「健康」や「家庭」や「自分の能力や技術」を有り難く思うことができれば、多少運の悪いことが起きたからといって苦悶したり、思うように物事が運ばないからといってあきらめることはないだろう。

反対に、「自分はなんと幸運なのだろうか」と考えることができ、さらに幸運を招くことに意識を集中できるようになるに違いない。


視野を広げ、人生をバランスのとれた見方ができるようになるには、新聞の国際ページを読むのも一つの方法だ。

アフリカ諸国では罪もない人たちが虐殺され、生活を破壊されていることは周知の事実だ。

そういう記事を読んだあとで「買い物に行ったらレジに長い行列ができて待たされた」とか、「仕事で失敗した」、「職場で嫌なことがあった」と言って腹を立てたり嘆いている人がいたら、あなたはどう思うだろうか。

私たちのように繁栄している国に住んでいる平均的な人間がこうむる“つらいこと”など、彼らの悲惨さの比ではない。


『運をつかむ人 16の習慣』知的生きかた文庫





朝比奈宗源老師のこんな言葉がある。

『老師の知り合いの僧がある寺に住持していたという。

彼は博打(ばくち)が好きで、村の人の集まりで博打をやっては負けて帰ってくる。

それを見て、老師は 「あいつもやがて死ぬやっちゃ」と独り言をいっていたという』(魂をゆさぶる 禅の名言)より


ひどい仕打ちをうけたり、言動を浴びせられても、その人もやがて死んでしまうのだ、と思えば腹も立たない。

今、20歳を過ぎた大人なら、100年後はほぼ誰も地球上には残っていない。

そう考えるなら、すべてのことは取るに足らない小さなことに思える。


自分はなんと幸運なのだろうか、と気づける人でありたい。








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