人の心に灯をともす 3234 変えるべきことを変える勇気

【変えるべきことを変える勇気】3234



笠巻勝利氏の心に響く言葉より…


アメリカの神学者のラインホールド・二ーバーは、

「おお神よ、我らに与えたまえ。

変えるべきことを変える勇気を。

変えられぬことを受けい入れる冷静さを。

そして、その二つを見分ける英知を」

と、変えることの重大さ、変えることの難しさを表している。


カーター元大統領は、「われわれは変わりゆく時代に適応しなければならないが、さらに、また不変の原則を堅持しなければならない」と述べている。

逸外(いつがい)老師は、

「窮(きゅう)すれば即ち変じ  

変ずれば即ち通ず

通ずれば久し」

と言っているが、「変ぜざれば窮す」を頭につけてみたい。


いつの時代も変化に取り残される人は多い。

それは、変化に対して無防備な人。

気づいても変えること、変わることを行わない人。

変えるのが遅い人。

変え方が小さい、あるいは、大きすぎるひとなどである。


世の中は一瞬も止まることなく動いている。

私たちの生きている大地のプレートも一年間に数センチ動いている。



ウエストミンスター寺院の地下室には、次のような碑文が刻まれた英国国教会主教の墓がある。

「何の束縛もない若かりし頃、想像は果てしなく広がり、私は世界を変えることを夢見ていた。

ところが、年を重ね賢くなり、世界は変わらないことに気づいた。

そこで、目指すモノを、もう少し近いモノにして、自分の国から始めることにした。

だが自分の国も変わらなかった。

老年期に入り、私の願いは悲痛な思いに変わった。

自分の国もダメなら、少なくとも最も近くにいる家族を変えることにした。

だが、悲しいことに、これすら、ままならなかった。

今、私は死の床についている。

なんと、今になって初めてわかったのだ。

変えなければいけないのは、自分自身だと。

自分が変われば、家族も変わっただろう。

そして家族に励まされ、支えられることで国をよくすることもできだだろうし、やがては世界を変えることすら、できたかもしれなかったのだ」



『眼からウロコを落とす本』PHP文庫





城野宏氏が提唱する脳力開発の中にこんな一文がある。

「まず自分が変われ、さらに一歩変われ」(それが変革の原動力)

「変革とは、それを具体的に不動の決心・覚悟として確立しないと始まらない」(変革は、まず一人から始まる)

「他人や周囲は、言うことを聞いてくれないものである」(物事は思い通りにならない方が通常。思い通りになったら異常と思え)

「変革という本質的変化には時間がかかるのである」(自滅するな、そしてやめるな)


どんな変革も、まず自分が変わらなければ、一ミリも動かない。

人だよりや人まかせでは絶対にダメなのだ。

そしてうまくいかなからと、変革を少しやって止めてしまう人は多いが、変化しようとすれば、周囲からの抵抗や反対があるのは当然で、「変革は、思い通りにはならないもの」との決心覚悟が必要だ。

そして、コツコツとあきらめず、自滅せず、変えていく。


変えるべきことを変える勇気を持ちたい。








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