人の心に灯をともす 4599 マーケターのように生きろ

【マーケターのように生きろ】4599



ソフトバンクコミュニケーション本部メディア統括部長、井上大輔氏の心に響く言葉より…


当時、私は外資系の企業で広告の企画担当をやっていました。

ある日、本社から幹部が来日することになり、その接待を私が担当することになったのです。

そのとき外国人の上司から言われたのは、「エンターテインメント」の担当は君がやってくれ、ということでした。


英語では接待のことを「エンターテインメント」と言います。

そのときはじめてそれを知った私は、急に視界が開けたような気持ちになりました。

そうか、エンターテインメントとは接待なのだ、と。


接待である以上、スタート地点はあくまで相手です。

相手をよく知り、相手の立場に立って、自分たちにできる精一杯をつくす。

それこそがエンターテインメントなのだと心得ました。


まずは相手を楽しませる必要があります。

「自分自身を表現する」より「相手の役に立つ」を意識するようになると、昇進やステップアップのスピードが明らかに変わってきました。


人前で話すときは、まず聞き手をしっかりと理解し、聞き手が何を求めているかを意識するようになりました。

すると、講演や研修講師、番組出演の依頼などを、副業としては受けきれないほどいただくようになりました。

文書を書く際も、読み手の視点から構想し、読み手が求めることを常に意識するようになりました。

すると、何気なく書いたブログが注目され、記事の寄稿や連載の依頼をいただくようになり、ついにはこのように本を出版させていただけるまでになりました。
SNSのフォロワーも、数百から数万に伸ばすことができました。


つまるところ、そうした心がけを通じて、私は昔に比べてずっと「人から必要としてもらえる」ようになったのです。

まだまだ「成功者」と呼べるようなキャリアではありませんが、学生時代や社会人になりたてのころとは比べ物にならないほどの充実感を日々感じています。

自分に特別な才能がないことは自覚しています。

私が「人から必要としてもらえる」ようになれたのは、「生きる知恵」としてのマーケティングのおかげです。


『マーケターのように生きろ』東洋経済新報社
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本書の中に「スティーブ・ジョブズ」のこんな話があった。


『スティーブ・ジョブズは言わずと知れた天才でありカリスマです。

確かに彼なら、消費者と深い対話などしなくても、多くの人が深層心理レベルで欲していた商品を次々と生み出すことができたのでしょう。

「日本にはスティーブ・ジョブズのようなイノベーターがいない」という話をアメリカ人の同僚にしたら、「アメリカにも1人しかいない」と言われたことがあります。

それでは、多くの「カリスマではない」人はどうしたらいいのでしょうか。

どうすればイノベーションを生み出すことができるのでしょうか。

それには、やはり顧客からスタートすることです。

本人がわかっていても言葉にできないことや、そもそも自覚すらしていないことまで含め、顧客を理解するのです。

マーケターのように考えることは、スティーブ・ジョブズのようなカリスマではない人が、小さな、そしてときに大きなイノベーションを生み出す、もっとも確実な方策でもあるのです。』



マーケティングというのはとどのつまり、「相手にとっての価値を生み出し、それを伝え、相手の持つ価値と交換してもらう」ことだという。

逆にいうなら、どんな価値であっても、相手がそれを感じられなければ、そこに価値はないということ。


そのためには、まず相手の役に立つことを考えること。

それは、エンターテインメントという、相手を喜ばせることを考えることでもある。

マーケターのように生きたい。






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