人の心に灯をともす 6080 どんな境遇に置かれても、それを楽しむ

【どんな境遇に置かれても、それを楽しむ】6080


藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…


《君子は其の位に素して行い、其の外を願わず》

孔子の孫、子思が著した『中庸』にある言葉である。


立派な人物は自己に与えられた環境の中で、運命を呪ったり不平不満を言ったりせず、精いっぱいの努力をし、それ以外のことは考えない、ということである。

さらに本文はこう続く。


《富貴(ふうき)に素しては富貴に行い、

貧賤(ひんせん)に素しては貧賤に行い、

夷狄(いてき)に素しては夷狄に行い、

患難(かんなん)に素しては患難に行う。

君子入(い)るとして自得せざる無し》


裕福で地位が高い時も、貧しくて地位が低い時も、辺鄙(へんぴ)な地にいる時も、苦難の真っ只中にある時も、驕(おご)らずへこたれず、その立場にある者として最高最善の努力をする。

君子はどんな環境にいても悠々自適である、と『中庸』は教える。


『小さな修養論』致知出版社
https://q.bmd.jp/91/119/7731/__no__





君子は、富貴(金持ちで身分が高いこと)の境遇にあるときは、おごらず、その富貴を楽しむ。

貧賤(貧乏で身分が低いこと)のときは、その貧賤を楽しむ。

夷狄(外国)に行ったら、その国の風習に合わせ、それを楽しむ。

艱難(苦しいとき)にあっては、その艱難を楽しむ。

君子はいかなる境遇におかれても、それに不満を抱かず、矩(のり)をこえず、あたかも遊ぶように、淡々と毎日を過ごす。

それが、「楽しむ」という世界。


「立派な人物は自己に与えられた環境の中で、運命を呪った り不平不満を言ったりせず、精いっ ぱいの努力をし、それ以外のことは考えない」


行徳哲男師は、こう語っている。

『「大事到来、いかにしてこれを避くべくや」という禅の公案がある。

「酷暑到来、酷寒到来、いかにしてこれを避くべきや」。

その答えは「夏炉冬扇(かろとうせん)」。


そんなに暑かったら囲炉裏にあたっておけ、そんなに寒かったら扇をつかっておけ。

暑いときには暑さの中へ入れ、寒いときには寒さの中へ入れ、そしてそれを突き抜けろ、ということである。』(感奮語録)より


絶体絶命の大事と出合ったら、逃げずにそこに入り込み、浸りきることが唯一の解決策だというのである。

逃げれば、不運が追いかけてくる。

つまり、「これより他に道はなし」、という気持ちになることだ。


まさに、「置かれた場所で咲きなさい」。

「どんな境遇に置かれても、それを楽しむ」ことができる人でありたい。





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