人の心に灯をともす 4604 過去に感謝する

【過去に感謝する】4604



菅原圭(けい)氏の心に響く言葉より…


人はたいてい、つらい過去は受け入れられない。


学校でいじめられたから勉強が好きになれなかった。

だから、いい大学にも入れなかった。

そんな過去があったとすると、その過去を封じ込め、忘れるようにして次のステップに進もうとする。


だが、これでは本当の運はほほ笑んでくれない。

どんなにつらい過去だとしても、その過去があったからいまがある。

それはまごうことなき事実なのだ。

いまの自分があるのは過去のお陰だと受け止めるだけでなく、さらに一歩がんばって、心からありがとうといって、その過去に感謝する。

そこまでいけば、本当に過去を乗り越えられたのだと胸を張っていいと思う。


知人にこんな女性がいる。

彼女は家庭の事情で大学進学をあきらめなければならなかった。

成績優秀だったから、自分より成績がふるわなかった級友たちが大学に進み、一流企業に就職するのをみて、どんなに悔しかっただろうか。

高卒の彼女が入社したのは無名の服飾デザイナーの小さな事務所。

仕事は電話番兼事務員兼、いうなれば雑用係だった。


現在、彼女は業界では知らない人はいない存在になっている。

務めていた事務所のデザイナーはどんどんビッグになっていき、それにつれて、彼女の仕事も大きく育っていった。

10年目には独立し、服飾関係の情報雑誌を創刊した。


雑用をこなしながら、事務所に出入りする人と着々と人脈をつくっていったから情報網は細かく広く、それらの情報を網羅(もうら)した彼女の雑誌はいまや、アパレル業界で仕事をする人にとって欠かせないメディアになったのだ。

現在はウェブ発信を主流としており、販路は世界に広がっている。

いうまでもなく、経済的に大々成功。

住まいは六本木の高層マンションだ。


すんなり大学へ進み、平凡な就職をしていたら、現在のステータスやセレブライフは手に入らなかっただろう。

「悔しさがバネになりましたからね」と言う彼女はいま、大学にいけなかった過去に、心から「ありがとう」と感謝しているそうだ。


彼女のように、思うようにならなかった過去を肯定し、過去に対して心から「ありがとう」と感謝できるようになると、過去は幸運の源になる。

過去に感謝できるようになった瞬間から、運は加速度的によくなっていくものだ。


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中村文昭さんが以前、講演でこんなことを語っていた。

『20台後半の頃事業を始めようとしたが、全くお金がありませんでした。

それで、高額所得者を片っ端から調べ、その人達からお金を借りようと思ったのです。

いつか本を書こうと思っていたので、この経験が本のネタになると考えました。

そう思うと、すぐに借りることができてしまったら本のネタにはならないので、「少なくとも100人には断られたい」と考えました。

だから、行って断られ、門前払いされてもまったく苦にならずむしろ、「おお!これでネタがまた一つ増えた」とうれしかったのです。』



どんな苦労も、それが、本を書いたり、講演するネタになると思えば、苦労は多くても苦にならない。

逆に、苦労したことに感謝もできる。


誰かに怒られたことも、非難されたことも、失敗したことも…

過去に起きた、いいことも悪いことも、すべてに対して感謝できる人でありたい。






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