人の心に灯をともす 5012 どっちにしたって批判される

【どっちにしたって批判される】5012



浜松医科大学名誉教授、高田明和(あきかず)氏の心に響く言葉より…


《自分の心が正しいと思うことをしなさい。 どっちにしたって批判されるのだから。》 (第2代米国大統領ルーズベルトの妻 エレノア・ルーズベルト)


どのような場合も批判は避けられません。

誰でも必ず悪口を言われます。

批判されるのはつらいものです。

SNSの発言が炎上して自殺に追い込まれる事件など、本当に心が痛みます。


では、批判された時、何を支えに生きるべきでしょう。

批判する人は自分の言葉に責任を取らないことを忘れてはなりません。

ある人が、「評論家がご機嫌の悪い評論をしたのは、前の晩、奥さんと喧嘩したからかもしれないと思うべきだ」と言っています。

人を批判してばかりいる人は、しょせんその程度なのでしょう。

他人は何でも批判します。

それによって自分の考えを変えたり、迷ったりするのは 馬鹿馬鹿しいことなのです。


夏目漱石を批判する人もいます。漱石は円覚寺の釈宗演(しゃくそうえん)老師に何日か参禅し、公案の見解(答え)を示しますが、「だめだ」とあっさり突き返されるのです。

「文才が あっても、禅ではまるでだめだった。その程度の人物だったのかね」というのです。

一方、漱石は作家として偉大な仕事をし、芥川龍之介、寺田寅彦、阿部次郎、内田百間など多くの逸材を育てました。

批判はまったくの的はずれだとしか思えません。


何をしても批判されます。

だからといって表現を自己抑制しては、生きている意味がありません。

本当にやりたいことをやることが大事です。

人はやったことのみで評価されます。

よい仕事は必ず認められ、歴史に刻まれます。

仕事や作品は永遠の命を持っていて、批判を超えるのです。


私は他人の意見を非常に気にするほうでした。

実は今でもそうです。

冒頭の「どっちにしたって批判される」という言葉は、心の支えになります。


ブッダもこう述べています。

「勝つものは恨みを受く 負くる者は夜も眠れず 勝つと負くるを離るる者は 寝ても覚めても安らかなり」(『法句経』)


ある人が俳句の評論家に「自分の句だ」と句を見せたところ、めちゃくちゃに批判されました。

「実は松尾芭蕉の句なんですよ」と明かすと、評論家はしばらく黙ったあと、「そういえば、芭蕉らしく句に気品がある」と述べたということです。


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ジェフ・ケラー氏は「批判」についてこう述べています。


『多くの場合、批判は個人的な好みを反映したものにすぎないということを覚えておきましょう。

実際、人々は「そういうやり方が気に入らない」という言い方をします。

そして、一般に、辛辣な批判をする人は、精神的に不安定である場合が多いのです。

そういう人は、他人を侮辱するような意地悪な発言を平気でする傾向があります。

ターゲットを選んで、日ごろの欲求不満をぶちまけるのです。

そういう人の言うことを真に受けて失望する必要はありません』(夢をつかむ方法/ディスカヴァー)


「出る杭は打たれる」という言葉があります。

人から打たれる(批判される)ということは、目立ってきたということです。

その他大勢から一歩抜きんでた存在になったということ。

つまり、嫉妬されたり、うらやましがられているということです。

逆に言うなら、批判されないということは、誰に注目もされていないし、相手にもされていないということです。


「出る杭になれ。出ない杭は土の中で腐る」(吉越浩一郎)

叩かれることを恐れ、出ないようにしていれば、土の中で腐るだけです。


何かを始めれば、「どっちにしたって批判される」…

「出る杭になれ。出ない杭は土の中で腐る」という言葉を胸に刻みたいと思います。





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