人の心に灯をともす 5173 オンとオフは切り替えるな!

【オンとオフは切り替えるな!】5173



成毛眞氏の心に響く言葉より…


よく「仕事を効率的に進めるには、オンとオフの切り替えをうまくすることだ」といわれる。

だが、それがあてはまるのは自分の頭で考えることを必要としないような単純作業、誰にでもできるような簡単な仕事だけだ。

クリエイティブな仕事をしている人たちは、仕事のオンやオフという概念とは無縁である。

9時から5時まで働いて、一歩会社の外に出たら仕事を忘れるような切り替えはできないし、してはならない。


遊んでいる最中でも、頭のどこかで仕事について考えており、鵜の目鷹の目でつねに「何か面白いことないかな」と探すようにしていなければ、新しいアイデアのタネなど拾えない。

面白いものを発見できるチャンスを逃してしまうだろう。

クリエイティブな人は、いわば採取民族である。

ダラダラと森の中を歩き回りながら、おいしそうな木の実はないかとあたりを見渡すことも欠かさない。

ふだんはスイッチを切ったようにじっとしているが、いざ獲物を見つけるとわき目もふらず猛突進する狩猟民族とは違うのだ。


私は人生は遊び、仕事も道楽だと考えているので、当然オンとオフなどあってないようなものである。

寝るときにはオフになるが、後は基本的に常時オンである。

唯一の例外は、ゲームをしているときだ。

これはわざとで、頭をオフにしたいときにゲームをやるのである。

たまに任天堂DSをやっているが、酒を飲みながらボーッとコントローラを押しつづけている。

本を読まず、会話もしないで、しこしことモンスターを倒している間は、脳の99%がアイドリング状態、つまり寝ている状態に近くなっている。


それ以外は、つねにオンだ。

ただしそれは、「自分の時間すべてを会社のために費やす」 こととは違う。

社外にまで仕事を持ち帰るという意味ではなく、読書や趣味や資格の 勉強など、自分のための時間を満喫しながらも、アイデアのタネを感じ取るためのアンテナは閉じない、という意味である。


そもそも、なぜオンとオフで区切らないといけないのだろうか。

日本のビジネスマンは、会社にいるときは非常にまじめで温厚な人物であっても、一歩外に出れば酔っ払って路上で騒いだり、痴漢行為を働いたりと、迷惑な人間になる、ということが多い。

オンとオフの区別をつけるから、そうなるのではないだろうか。

会社にいるときだけ真人間になろうとするから、プライベートでその反動が出てしまうのだ。

仕事でもほどよく羽目をはずしていれば、会社の外で羽目をはずす必要はなくなる。

仕事としてもそのほうがユニークな案が出るだろうし、ストレスもたまらないだろう。



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会社の経営者なら(特に中小企業の)、オンとオフを切り替えることなどできない。

もし、たとえば、飲食業を経営しているとするなら、自分の休みに他のレストランや居酒屋に行ったとき、お店のスタッフの動きや、調理や商品などが気になって食事どころではないはずだ。


飲食ばかりでなく、起業したばかりの経営者なら、そもそも、自分の休み(休日)という感覚もないはずだ。

常に、気持ちの奥底はオンになっている。

また、もしそうでなければ、早晩その会社は傾いてしまうだろう。


「寝ても覚めても」という強烈な仕事への思いがなければ、事業は存続しない。

だからといって、すべてを仕事に捧げつくすという意味ではない。

仕事以外は目に入らないという視野の狭い人間になったら、新たな発想は生まれない。

どこかに、何かしらの余裕がなければ、大きな変化に対応できないからだ。

それが、車のハンドルでいうなら「遊び」だ。


「オンとオフは切り替えるな!」

オンのときも、オフのときも…

どんなときも、面白いことを探す人でありたい。






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