人の心に灯をともす 5186 若手とつきあうこと

【若手とつきあうこと】5186



萩本欽一氏の心に響く言葉より…



勝俣州和(くにかず)くん、番組をやめて一時仕事がなかったころがありました。

それから3年くらい後、彼がまた、タレントとして一気にテレビに出演するようになった時のことです。


「お前、よく返り咲いたなぁ」と言ったら「ハイ、あの時、教えてもらった通りにやったらうまくいきました!」と勝俣くん。

「お前に何か言った?」。

全く忘れています。


僕は彼にこう言ったそうです。

「お前ねぇ、今、ディレクターをやってる土屋とか、番組を動かしてる人間にヨイショしててもダメだよ。

彼らは今、活躍している人気者と仲が良く、若い人をメインに使ってくれることは少ない。

お前が本当に仕事をする相手は、ディレクターの下についてる若手のAD (アシスタ ント・ディレクター)達。

彼らと仲良くしておくことだよ。


彼らはまだ給料も少ない。

仲間との食事に行ってお金を使うんだったら、彼らに「食事に行きましょう!」と声をかけ、食事代を払う。

そうやって仲良くしておけば、その人達が一本立ちして自分の番組を持つ時、『僕の 一番仲が良いタレントは勝俣くんだ。一緒に番組をやろう!』と必ず言ってくれるから」


何回も言いますが、僕自身は覚えてないんです。

「言われる通りにやってたら、3年後になってその時一緒に飲んだり、食ったりしていたADが「勝俣くん、オレ、一人前になったよ。番組、出るか?』。

3人同時に声をかけてくれて、レギュラーが一気に3本になりました!」


僕が言ったのは「売れたのは僕のおかげじゃない。お前の気分の良さが、そういう結果を生んだんだよ」

だって、奢ってあげたり、一緒に食事をすれば、誰でも番組に出演できるわけではないですから。

相手が「奢ってくれるけど、コイツの性格って嫌いだ」と思えば「一緒に番組をやろう」という気持ちにはなりません。

勝俣くんのことを「コイツ、本当に気分のいい奴だ」と思ってくれたからです。


勝俣!

外見ではキムタクに敵わないけど、お前って、内面は粋な二枚目だよ!


《地位の高い人より、若手と仲良くする。彼らが将来のアナタの味方となり、仕事アップにもつながるのです。》


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「為(ため)にする」という言葉がある。

自分の利益という下心が先にあって、ものごとを行うことをいう。


将来有望な若手を、食事に誘い、食事代を払ったりするのを「為にする」ようなら、それは決していい結果は生まれない。

あくまでも、純粋に「楽しいから」、「気持ちがいいから」一緒にいたり、食事代を出したりするならいいが、そうでないならすぐに下心を見透かされる。


人として一番上等な人は「人を喜ばせる」のが好きな人。

仏教でいう「忘己利他(もうこりた)」の人だ。

自分のことを忘れて、人に喜んでもらうことをする。

「愛語」という愛ある言葉を発したり、「笑顔」でいることも、人を喜ばせること。


見返りを求めたり、為にする行為は、その真逆の行為。


特に年配者は、若手と付きあうことは大切だ。

年配者同士とばかり付きあっていたら、いつまでたってもアップデートできないからだ。

しかし、若手も、いくらごちそうしてくれるからといって、上から目線で説教ばかりする年配者と好んで付きあう人はいない。

魅力がなければ人は離れていく。


まず、自分の魂を磨き、自分を高め、魅力的な人になること。

そして、人を喜ばせる人でありたい。






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