人の心に灯をともす 5363 運をつかむための方程式

【運をつかむための方程式】5363



鈴木祐(ゆう)氏の心に響く言葉より…


あらためて運の方程式を確認しましょう。

「幸運=(行動 × 多様 + 察知)×回復」


運をつかむためには、はじめにチャレンジの総量を増やし、それと同時に行動の多様性を広げていくことで、複数の偶然が舞い込むための土台を作ります。

そのうえで予期せぬ変化に意識を向けつつ、失敗から何度も立ち直ることで、たんなる偶然をポ ジティブな巡り合わせに変えるわけです。


このように分解してみると、運の方程式は、古今の賢人たちが示してきたアドバイスに限りなく近いことがわかります。

古代ローマの哲学者セネカは、いまから2000年以上も前に 「幸運は準備と機会が出会ったときに起こる」と主張し、発明王のトーマス・エジソンも、「幸運はチャンスと準備が一致したときに実現する」との言葉を残しました。

両者とも準備の重要性を強調している点は同じです。

さらには、ニュートリノ天文学でノーベル賞を受けた小柴昌俊(こしばまさとし)の自著にも、似た言葉が認められます。

「たしかに、わたしたちは幸運だった。でも、あまり幸運だ、幸運だ、とばかり言われると、それはちがうだろう、と言いたくなる。幸運はみんなのところに同じように降り注いでいたではないか、それを捕まえられるか捕まえられないかは、ちゃんと準備していたかいなかったかの差ではないか、と。」


ここでもまた、準備の重要性が強調されています。

あくまで個人の体験談ながら、 古今東西の天才たちが同じ結論に至っている事実は、やはり注目に値するでしょう。



運の方程式に沿った行動を増やせば、人生という運ゲーの攻略は格段に楽になります。

幅広く世界を探索し続ける人は、その途中で役に立たない宝やアイテムを大量に見つけるでしょうが、同時に重要なイベントに遭遇する確率が上がるからです。

不確実性に満ちた人生で運をつかむには、明確な目的もないままに世界の探索を続け、予期せぬ偶然が起きるのを待つしかありません。


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「人生において必ず幸運が訪れます。その幸運を逃さないように準備することが大切」

女優で歌手のジュリー・アンドリュースの言葉だ。

準備をしていない人には、チャンスは見えず、目の前を通り過ぎてしまう。


スポーツでも、学業でも、事業でも、コツコツと地道な努力という「準備」を重ねること以外に、成功する道はない。

たとえば、相撲の稽古は「股割(またわり)」「四股(しこ)」「テッポウ」の繰り返しだという。

強靭な足腰を鍛えるための地道な稽古だ。

この稽古という「準備」を抜きにして横綱への道はない。


そして、限りない準備(稽古)をしたうえで、チャレンジ(行動)の多様性と総量を増やし、予期せぬ偶然に気づく力を養うこと。

同時に、失敗しても何度も立ち上がる、というレジリエンス力を身につけること。

運をつかむための方程式を身につけたい。





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