人の心に灯をともす 5464 テクノロジーで世界はこう変わる
【テクノロジーで世界はこう変わる】5464
京都大学客員教授、山本康正氏の心に響く言葉より…
金融業界における大変動は、アップルが牽引しています。
中でもいま最も注目すべきトピックは、2023年の4月17日からアメリカでサービスの提供をスタートした、アップル貯蓄銀行口座サービス。
正式名称は「Apple Card Savings」です。
インフレの傾向を反映して、金利は4.15%から開始。
瞬く間にユーザーから支持され、サービススタートからわずか4日ほどで、預金額は約10億ドル近くを達成しました。
そもそもアップルが金融サービスに参入したのは2014年、Apple payを発表しました。
そして今回、本丸とも言える金融事業、口座開設に踏み切りました。
これまでの日本であれば数日かかる銀行口座の開設が、貯蓄口座とはいえわずか30秒でできるのです。
それは、iPhoneというデバイスを介しているからです。
スマホは個人情報の塊です。
そのため、指紋認証などのセキュリティが施されており、誰がそのスマホを保有しているのかなど、個人認証の信頼性も極めて高い。
クレジットカードという与信、スマホという高セキュリティなデバイス。
この2つをかけ合わせることで、わずか30秒での口座開設を可能にしているのです。
ところでなぜ、4.15%という高金利が実現できるのでしょうか?
アップルは金利差で儲けることを考えていないからです。
iPhoneは利益率の高い製品であり、継続してiPhoneを使ってもらいたい。
アップルの狙いは、一人でも多くのユーザをiPhoneならびに、アップルのサービス傘下に囲い入れることなのです。
アメリカでは、自動車の運転免許証がすでにスマホに入っている州もありますから、本物か偽物か分からない免許証で本人確認をするようなことも少なくなっていくでしょう。
アップルの一つの目標は「財布をなくすこと」だそうです。
小銭だけでなく、カード、免許証、健康保険証など、実際すでに多くの証明書が財布に入っています。
これらがスマホやウオッチなどのデバイスに入っていく。
本人確認も含め、スマホが最大の生活インフラとして機能するようになれば、銀行口座に限らず、あらゆる金融サービスがスマホに取り込まれていくでしょう。
証券、保険など、口座ならびにサービスの開始に本人確認が必要なものは、スマホで利用した方がユーザーにも業者側にも便利で楽だからです。
日本のメガバンクは相次いで店舗を閉鎖、統合しています。
つまり、銀行が既存の金融事業だけでビジネスを続けていくことは、難しくなりつつあるということです。
証券や銀行など、単体で金融関連のサービスを展開している企業はこの先淘汰される可能性が高まっていると言わざるを得ません。
多くの金融機関や証券会社は現在、手数料で儲けていますが、これまでの流れどおり、アップルがその手数料を無料にするサービスを展開することは十分考えられるからです。
繰り返しになりますが、アップルはこれら金融サービス単体で儲けることが目的ではありません。
そのため利用料は、他社のサービスと比べて圧倒的に安く、もしくは無料にすることが可能です。
『世界最高峰の研究者たちが予測する未来』SB新書
https://amzn.to/3P3fDFi
本書の中に生成AIにより、実際に社会やビジネスがどう変わっていくのかの具体例が紹介してありました。
その見出しのみ列記します。
【イラスト】生成AIが絵本や漫画を創作する
【小説】本格的な文章もお手のもの
【映画】背景などのCGも生成AIが生み出す時代
【動画】著名人・有名人はネット上で生き続ける
【お笑い】ネタも作るAI芸人も登場しうる?
【音楽】シーンにマッチした楽曲を生成AIが提案
【ゲーム】アイデアさえあれば作れるようになる
そして、アメリカでは生成AIが描いた絵が賞を獲得する状況が生まれました。
そもそもアート、クリエイティビティーとは何なのか、という議論があります。
もし、日本がそれを規制したとしても、他の国がやる可能性はあります。
他に、生成AI以外に大きく変わる業界は、次の通りです。
◆医療業界
【創薬】創薬の分野ではグーグルが製薬会社になる?
【ロボティックス】名医の手腕を再現するAI医療ロボット
【診断】スマホドクターが医師に代わり問診を行う
【病気予防】Applewatchが命を救う
◆教育業界
●誰もが好きなことを好きなタイミングで学べる
●最適な先生やコンテンツをAIがマッチング
●小中高の区分やクラスもいずれ必要なくなる
●企業のトップがAIなど、最先端テクノロジーについて学ぶのが当たり前になる
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京都大学客員教授、山本康正氏の心に響く言葉より…
金融業界における大変動は、アップルが牽引しています。
中でもいま最も注目すべきトピックは、2023年の4月17日からアメリカでサービスの提供をスタートした、アップル貯蓄銀行口座サービス。
正式名称は「Apple Card Savings」です。
インフレの傾向を反映して、金利は4.15%から開始。
瞬く間にユーザーから支持され、サービススタートからわずか4日ほどで、預金額は約10億ドル近くを達成しました。
そもそもアップルが金融サービスに参入したのは2014年、Apple payを発表しました。
そして今回、本丸とも言える金融事業、口座開設に踏み切りました。
これまでの日本であれば数日かかる銀行口座の開設が、貯蓄口座とはいえわずか30秒でできるのです。
それは、iPhoneというデバイスを介しているからです。
スマホは個人情報の塊です。
そのため、指紋認証などのセキュリティが施されており、誰がそのスマホを保有しているのかなど、個人認証の信頼性も極めて高い。
クレジットカードという与信、スマホという高セキュリティなデバイス。
この2つをかけ合わせることで、わずか30秒での口座開設を可能にしているのです。
ところでなぜ、4.15%という高金利が実現できるのでしょうか?
アップルは金利差で儲けることを考えていないからです。
iPhoneは利益率の高い製品であり、継続してiPhoneを使ってもらいたい。
アップルの狙いは、一人でも多くのユーザをiPhoneならびに、アップルのサービス傘下に囲い入れることなのです。
アメリカでは、自動車の運転免許証がすでにスマホに入っている州もありますから、本物か偽物か分からない免許証で本人確認をするようなことも少なくなっていくでしょう。
アップルの一つの目標は「財布をなくすこと」だそうです。
小銭だけでなく、カード、免許証、健康保険証など、実際すでに多くの証明書が財布に入っています。
これらがスマホやウオッチなどのデバイスに入っていく。
本人確認も含め、スマホが最大の生活インフラとして機能するようになれば、銀行口座に限らず、あらゆる金融サービスがスマホに取り込まれていくでしょう。
証券、保険など、口座ならびにサービスの開始に本人確認が必要なものは、スマホで利用した方がユーザーにも業者側にも便利で楽だからです。
日本のメガバンクは相次いで店舗を閉鎖、統合しています。
つまり、銀行が既存の金融事業だけでビジネスを続けていくことは、難しくなりつつあるということです。
証券や銀行など、単体で金融関連のサービスを展開している企業はこの先淘汰される可能性が高まっていると言わざるを得ません。
多くの金融機関や証券会社は現在、手数料で儲けていますが、これまでの流れどおり、アップルがその手数料を無料にするサービスを展開することは十分考えられるからです。
繰り返しになりますが、アップルはこれら金融サービス単体で儲けることが目的ではありません。
そのため利用料は、他社のサービスと比べて圧倒的に安く、もしくは無料にすることが可能です。
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本書の中に生成AIにより、実際に社会やビジネスがどう変わっていくのかの具体例が紹介してありました。
その見出しのみ列記します。
【イラスト】生成AIが絵本や漫画を創作する
【小説】本格的な文章もお手のもの
【映画】背景などのCGも生成AIが生み出す時代
【動画】著名人・有名人はネット上で生き続ける
【お笑い】ネタも作るAI芸人も登場しうる?
【音楽】シーンにマッチした楽曲を生成AIが提案
【ゲーム】アイデアさえあれば作れるようになる
そして、アメリカでは生成AIが描いた絵が賞を獲得する状況が生まれました。
そもそもアート、クリエイティビティーとは何なのか、という議論があります。
もし、日本がそれを規制したとしても、他の国がやる可能性はあります。
他に、生成AI以外に大きく変わる業界は、次の通りです。
◆医療業界
【創薬】創薬の分野ではグーグルが製薬会社になる?
【ロボティックス】名医の手腕を再現するAI医療ロボット
【診断】スマホドクターが医師に代わり問診を行う
【病気予防】Applewatchが命を救う
◆教育業界
●誰もが好きなことを好きなタイミングで学べる
●最適な先生やコンテンツをAIがマッチング
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