人の心に灯をともす 5495 アラ探しの名人

【アラ探しの名人】5495



太田典生(のりお)氏の心に響く言葉より…


「人の心は、自分の心の投影として、己が心の鏡に映る。

人は、自分の心にないものを感じることはできない。

自らの内に善なるものがない者は人の善を感じられず、偉大さを持たない者は他の偉大さに無感動であり、神を持たない者は神を信じることはできない」。


こんな ことを、どなたかに伺ったことがあります。

あなたには、他人がどのように映りますか?

相手のいたらなさやいやらしさばかりが目につく人は、ひょっとしたら自分の心がそうなのかもしれません。


大切なことは、相手に対する労りや優しさです。

会社の人間関係にしても、調子のいいときは、地位や権威だけでも部下は表面的には動いてくれます。

ところが、本当に苦しくなったときには、その人の徳が試されます。


「この人のためなら」という徳がなければ、人は動いてくれません。

自分の中身が、豊潤(ほうじゅん)、清雅(せいが)でなく、人間に対して愛情を持てない人が、人の信望を得ることはできません。

徳を磨きたいものです。


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自分の中の「嫌な性格」を認めたくないあまりに、それを他人の中に見つけてしまう、というもの。

例えば、自分の「上から目線の性格」を認めたくないあまりに、他人の中の「上から目線」や「偉そう」な性格が気になってしかたがない。

これを心理学では「投影」という。


また、自分と似た人に嫌悪感を抱く「同族嫌悪」というものがある。

たとえば、

「自分が甘えん坊だから、甘えた人を見るとイライラする」


理由はわからないが、なぜかあの人が苦手(嫌い)ということがある。

それを突き詰めてみると、自分が嫌だと日頃思っている性格を、その人(苦手な人)が持っている可能性がある。

それが同族嫌悪。


自分の中にない感情は、感じることはできない。

「アラ探し」もまさに、自分の中に同じ感情があるから、見つけることができる。

他人の欠点ばかり目に付く人は、自分にコンプレックスを抱えている。


「他人は自分を映す鏡」

「アラ探し」ではなく、「いいこと探し」の名人でありたい。





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