人の心に灯をともす 5597 他人とちがった人間になる

【他人とちがった人間になる】5597



渡辺和子氏の心に響く言葉より…


ユダヤの古いことわざに、 「他人にすぐれようと思うな 他人とちがった人間になれ」というのがあると聞きました。


このような単純な言葉に、言いようのない新鮮さを覚え、日常生活を営んでいく上での励ましを受けるのは、世の中がそれだけ画一化し、人間の価値が比較の中にのみ見出されているからでしょうか。

たしかに比較という要素は、生活する上でなくてはならないものです。

それがあるからこそ、自分が置かれた位置を知ることもでき、また競争心も湧いて、自分の能力の限界に挑むこともできようというものです。


しかしながら、この比較も、人間一人ひとりは決して同じであり得ないという一つの「悟り」にも似たものなしに、ひたすら表面的な優劣に主眼を置くならば、それは、人間個々の可能性を伸ばすという教育の目的から遠く離れてし まいます。


《個々の可能性を伸ばす》

《教育の目的は、一人ひとりが自己の可能性を実現すること、人それぞれちがう存在ということを忘れてはならない。》


『どんな時も人は笑顔になれる』PHP研究所
https://amzn.to/46Ra1Xl






嫉妬も、不満も、グチも、不平不満も、すべては他人との比較から生まれる。

情報化がどんどん進み、SNSなどで他人の情報はすぐにわかるようになり、比較することはますます増えてしまう。

そうして、年を追うごとに世の中に、嫉妬や不満やグチが渦巻くことになる。


自分が持っていないものに対してネガティブな感情になる。

自分より優れたものに対する嫉妬やねたみだ。

それは、お金だったり、財産や肩書、スポーツなどの身体的能力、外見や容貌、年齢、知能や知識等々。


ただし、昨日の自分との比較は有益だ。

毎日、昨日よりほんの少しでも、自分自身を改善し、工夫をこらし、進歩発展すること。

それが自分を磨くこと。

それは、読書などの良き習慣の中から生まれる。


そして、その淡々とした毎日の中から、「感謝」や「幸せ」をみつけていく。

すると、他人との比較による競争ではなく、独自の進化をとげることになる。


「他人にすぐれようと思うな 他人とちがった人間になれ」という言葉を胸に刻みたい。





●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!
https://amzn.to/4a1szot
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://twitter.com/hiroo117