人の心に灯をともす 6020 面倒だからする
【面倒だからする】6020
ノートルダム清心学園理事長、渡辺和子氏の心に響く言葉より…
人間の進むべき道というようなことは、難しくてよくわかりませんけれども、とにかくまずは自信を取り戻すことですね。
しかもそ れは正しい意味での、人間しか持たないぬくもり、優しさ、強さであり、自分と闘うことができ、自分の欲望にブレーキをかけることができるということへの信頼です。
例えば、私はいま学生たちに、「面倒だからしましょうね」っていうことを言ってるんです。
面倒だからする。
そういう心を学生たちはちゃんと持っています。
それは強さだと思うんです。
そういう、人間にだけ神様がくださった、神の似姿としてつくられた、人間にのみ授けられた人間の優しさと強さ。
かけがえのない、常に神様に愛されている自分としての自信。
そういうものを取り戻して生きていかないと、科学技術の発達するままのこれからの時代に、人間の本当の姿が失われてしまうのではないかと思います。
いまの学生たちは、ポーチの中にお化粧道具をいっぱい持っています。
だから彼女たちには、お金をかけてエステに通ったり、整形手術を受ければ綺麗にはなるけれど、美しくなるためには、面倒なことをしないとだめなのよ、と言っているのです。
自分が座った椅子は元どおりに入れて立ちましょうね。
落ちている紙屑は拾いましょう。
洗面台で自分が 落とした髪の毛は取って出ましょう。
お礼状はすぐに書きましょう・・・というように、な るべく具体的な行動の形で示しています。
「ああ、面倒くさい、よそう」と思わないで、「ああ、面倒くさいと思ったらしましょうね」 と言うと、学生も、何か変な標語のようだなと思いながらも、覚えていってくれるみたいです。
「人はある程度の年を取ったら、それ以上綺麗にはならないけれど、より美しくなることはできます。
その美しさというのは、中から輝いて出るものだから、自分と闘わないと得られません。
お金では買えないのよ」ということを言うと、「ああ、シスター、顔の化粧ではなくて、心の化粧なんですね」と言ってくれます。
『生き方の教科書』致知出版社
https://q.bmd.jp/91/119/6713/__no__
「面倒だからこそ、やったほうがいいこと」は多くある。
それはたとえば・・・
◆1.「(人より先に)挨拶をする」2.「ハイ、と言う返事」3.「履物や脱いだものは揃える(後始末をきちんとする)」という、森信三先生の提唱する「しつけの三原則」。
◆日頃の立ち居振る舞いを「丁寧に」 (椅子を静かに引く、ドアを静かに閉める、モノを投げないで丁寧に置く、背筋をきちんと伸ばす、食事で肘をつかない)
◆メールの返事は速やかに (出席の可否や、お礼やお詫びなど、アポイントなどの日程調整、報告書や問合せへの回答は期限に遅れない)
◆落ちているゴミは拾う
◆お見舞いやお悔やみの連絡
また、歳を重ねると「面倒で、億劫(おっくう)になること」はどんどん増える。
それは、服装や身だしなみを整えたり、体を動かすこと、文章を書いたり、発信する、等々の実践が面倒になる。
また、色々な人に会ったり、出かけることが億劫になる。
そして、新しいことを学んだり、面白そうなイベントや新しい飲食店やショップに行くこと、スマホやAIなど新しいことに挑戦するのが、億劫で煩(わずら)わしくなる。
森信三先生は、面倒で世俗的な雑事、雑務の処理の切り抜け方についてこう語っている。
『「スグサマ着手」、「即刻、処理」という、「すぐにその場で片づける」こと、これ以外のコツはない。
そのためには、80点カツカツの程度でよいから、とにかく期日を遅らせないこと。
つまり「拙速(せっそく)第一」、「期限厳守」。』
後まわしにしないで、すぐに手をつけること。
そして、その場で片づけること。
「ああ、面倒くさいと思ったらしましょう!」という言葉を胸に刻みたい。
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人間の進むべき道というようなことは、難しくてよくわかりませんけれども、とにかくまずは自信を取り戻すことですね。
しかもそ れは正しい意味での、人間しか持たないぬくもり、優しさ、強さであり、自分と闘うことができ、自分の欲望にブレーキをかけることができるということへの信頼です。
例えば、私はいま学生たちに、「面倒だからしましょうね」っていうことを言ってるんです。
面倒だからする。
そういう心を学生たちはちゃんと持っています。
それは強さだと思うんです。
そういう、人間にだけ神様がくださった、神の似姿としてつくられた、人間にのみ授けられた人間の優しさと強さ。
かけがえのない、常に神様に愛されている自分としての自信。
そういうものを取り戻して生きていかないと、科学技術の発達するままのこれからの時代に、人間の本当の姿が失われてしまうのではないかと思います。
いまの学生たちは、ポーチの中にお化粧道具をいっぱい持っています。
だから彼女たちには、お金をかけてエステに通ったり、整形手術を受ければ綺麗にはなるけれど、美しくなるためには、面倒なことをしないとだめなのよ、と言っているのです。
自分が座った椅子は元どおりに入れて立ちましょうね。
落ちている紙屑は拾いましょう。
洗面台で自分が 落とした髪の毛は取って出ましょう。
お礼状はすぐに書きましょう・・・というように、な るべく具体的な行動の形で示しています。
「ああ、面倒くさい、よそう」と思わないで、「ああ、面倒くさいと思ったらしましょうね」 と言うと、学生も、何か変な標語のようだなと思いながらも、覚えていってくれるみたいです。
「人はある程度の年を取ったら、それ以上綺麗にはならないけれど、より美しくなることはできます。
その美しさというのは、中から輝いて出るものだから、自分と闘わないと得られません。
お金では買えないのよ」ということを言うと、「ああ、シスター、顔の化粧ではなくて、心の化粧なんですね」と言ってくれます。
『生き方の教科書』致知出版社
https://q.bmd.jp/91/119/6713/__no__
「面倒だからこそ、やったほうがいいこと」は多くある。
それはたとえば・・・
◆1.「(人より先に)挨拶をする」2.「ハイ、と言う返事」3.「履物や脱いだものは揃える(後始末をきちんとする)」という、森信三先生の提唱する「しつけの三原則」。
◆日頃の立ち居振る舞いを「丁寧に」 (椅子を静かに引く、ドアを静かに閉める、モノを投げないで丁寧に置く、背筋をきちんと伸ばす、食事で肘をつかない)
◆メールの返事は速やかに (出席の可否や、お礼やお詫びなど、アポイントなどの日程調整、報告書や問合せへの回答は期限に遅れない)
◆落ちているゴミは拾う
◆お見舞いやお悔やみの連絡
また、歳を重ねると「面倒で、億劫(おっくう)になること」はどんどん増える。
それは、服装や身だしなみを整えたり、体を動かすこと、文章を書いたり、発信する、等々の実践が面倒になる。
また、色々な人に会ったり、出かけることが億劫になる。
そして、新しいことを学んだり、面白そうなイベントや新しい飲食店やショップに行くこと、スマホやAIなど新しいことに挑戦するのが、億劫で煩(わずら)わしくなる。
森信三先生は、面倒で世俗的な雑事、雑務の処理の切り抜け方についてこう語っている。
『「スグサマ着手」、「即刻、処理」という、「すぐにその場で片づける」こと、これ以外のコツはない。
そのためには、80点カツカツの程度でよいから、とにかく期日を遅らせないこと。
つまり「拙速(せっそく)第一」、「期限厳守」。』
後まわしにしないで、すぐに手をつけること。
そして、その場で片づけること。
「ああ、面倒くさいと思ったらしましょう!」という言葉を胸に刻みたい。
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