人の心に灯をともす 5666 実践とは
【実践とは】5666
小林正観さんの心に響く言葉より…
よく「感謝は心の中で思っているだけではダメなんですか」と言う人がいます。
それは、「心の中でトイレ掃除をしているんですけど」と言うのと同じ。
どんなに汚いトイレをきれいにしたところを想像したって、それだけではダメでしょう。
「掃除」も「笑い」も「感謝」も、ただ頭の中でシミュレーションしていたのではダメです。
ダジャレを聞いて、面白いと思ったのだけど、心の中で笑って、顔は怖い顔をしていた、 というのも 「笑わなかった」ということ。
「感謝」も言葉に出して「実践」になります。
心で思っているけれど、口には出さないというのは実践になりません。
「ありがとう」と感謝を感じたら、それを口に出して言うほうがいい。
ですから、誰かがお茶をいれてくれたら、それに対して「ありがとう」を言う。
「ありがとう」と心の中でいつも思っているけど不機嫌な顔をしている、というのは、外から見ると「不機嫌」といいます。
「ありがとう」と思ったら言うほうがいい。
「結婚して三十年もたつのだから、今さら言わなくていいんだ。だいたい結婚してからこういうことがあって、あんなこともあって」と、それについて言い訳を十五分間もした人がいました。
それだったら「ありがとう」とパッと言ってしまえば二秒ですんだのです。
たとえ心がこもっていなくても、お茶をいれてもらったら毎回「ありがとう」と言うほうがいい。
心では感謝しているけど、口に出さないという人よりは、ずっといいと思います。
心がともなわなくても実践は実践です。
実践とは、外に表すこと。
表現することです。
トイレ掃除も、自分の体を使ってすることが「実践」。
笑うことも、心の中で面白いと思っただけではなくて、顔に出して表現することが「実践」。
感謝も「ありがとう」と声に出して言うことが、「実践」ということになります。
『「そ・わ・か」の法則』サンマーク出版
https://q.bmd.jp/91/119/661/__no__
イソップ童話にこんな話がある。
「ある男が、神像を木で彫って、市場へ売りに行った。
ところが、誰も買ってくれない。
そこで、人を集めようとして、『商売繁盛の神様、金儲けのご利益あらたかな、福の神はいりませんか』と、大声で叫んだ。
すると、通りかかった男が、売れない神像を指して言った。
『本当に、おまえの言うようなご利益があるなら、なぜ他人に売るのだ。自分がそのご利益にあずかればいいじゃないか。だいたい、おまえの店は、さっぱり繁盛してないぞ』(こころの朝・一万年堂出版)より
商売繁盛を説くコンサルタントや講師なら、自分がまず先に繁盛していなければいけない。
「笑顔」を説くなら「笑顔」が、「笑い」を説くなら、「笑い」がなければ誰もその人の話はきかない。
この地球は行動と実践の星。
ただ思っているだけでは何も伝わらない。
実践とは、外に表し、表現すること。
実践の人でありたい。
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小林正観さんの心に響く言葉より…
よく「感謝は心の中で思っているだけではダメなんですか」と言う人がいます。
それは、「心の中でトイレ掃除をしているんですけど」と言うのと同じ。
どんなに汚いトイレをきれいにしたところを想像したって、それだけではダメでしょう。
「掃除」も「笑い」も「感謝」も、ただ頭の中でシミュレーションしていたのではダメです。
ダジャレを聞いて、面白いと思ったのだけど、心の中で笑って、顔は怖い顔をしていた、 というのも 「笑わなかった」ということ。
「感謝」も言葉に出して「実践」になります。
心で思っているけれど、口には出さないというのは実践になりません。
「ありがとう」と感謝を感じたら、それを口に出して言うほうがいい。
ですから、誰かがお茶をいれてくれたら、それに対して「ありがとう」を言う。
「ありがとう」と心の中でいつも思っているけど不機嫌な顔をしている、というのは、外から見ると「不機嫌」といいます。
「ありがとう」と思ったら言うほうがいい。
「結婚して三十年もたつのだから、今さら言わなくていいんだ。だいたい結婚してからこういうことがあって、あんなこともあって」と、それについて言い訳を十五分間もした人がいました。
それだったら「ありがとう」とパッと言ってしまえば二秒ですんだのです。
たとえ心がこもっていなくても、お茶をいれてもらったら毎回「ありがとう」と言うほうがいい。
心では感謝しているけど、口に出さないという人よりは、ずっといいと思います。
心がともなわなくても実践は実践です。
実践とは、外に表すこと。
表現することです。
トイレ掃除も、自分の体を使ってすることが「実践」。
笑うことも、心の中で面白いと思っただけではなくて、顔に出して表現することが「実践」。
感謝も「ありがとう」と声に出して言うことが、「実践」ということになります。
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イソップ童話にこんな話がある。
「ある男が、神像を木で彫って、市場へ売りに行った。
ところが、誰も買ってくれない。
そこで、人を集めようとして、『商売繁盛の神様、金儲けのご利益あらたかな、福の神はいりませんか』と、大声で叫んだ。
すると、通りかかった男が、売れない神像を指して言った。
『本当に、おまえの言うようなご利益があるなら、なぜ他人に売るのだ。自分がそのご利益にあずかればいいじゃないか。だいたい、おまえの店は、さっぱり繁盛してないぞ』(こころの朝・一万年堂出版)より
商売繁盛を説くコンサルタントや講師なら、自分がまず先に繁盛していなければいけない。
「笑顔」を説くなら「笑顔」が、「笑い」を説くなら、「笑い」がなければ誰もその人の話はきかない。
この地球は行動と実践の星。
ただ思っているだけでは何も伝わらない。
実践とは、外に表し、表現すること。
実践の人でありたい。
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