人の心に灯をともす 5741 「期待しない」というアプローチ

【「期待しない」というアプローチ】5741



長倉顕太(けんた)氏の心に響く言葉より…



当たり前ですが、なんらかの結果を出すためには、続けることが大前提です。

ビジ ネスで成功した人たちは続けた人であり、やめなかった人です。

有名なスポーツ選手だって練習を続けた結果です。


ところが、私たち凡人は続けることができません。

むしろ、だから凡人なのです。

では、どうすればいいのでしょうか。


そこで私が提案したいのが「期待しない」というアプローチです。

多くの場合、行動が止まる理由は、 「失敗を恐れて行動しない」 「失敗して落ち込んで行動を止める」 の二つです。

これらが原因で行動が止まるのは、そもそも期待しているからです。


「うまくいくかも」という期待があるから、失敗が怖い。

「うまくいくかも」という期待があったから、うまくいかなくて落ち込む。

最初から期待していなければ、恐れることも、落ち込むこともありません。

だから、私は「期待しない」という姿勢を勧めているのです。


私はよく行動力を褒められますが、これは期待値ゼロで取り組んでいる結果です。

また、「期待しない」というアプローチはメンタルにもいいのです。

前述したように、落ち込まないようになります。


それどころか、感謝が生まれます。

期待しないで結果が出たときに、感謝の気持ちでいっぱいになります。

その結果、非常にポジティブになれるのです。



『誰にも何にも期待しない』ソシム
https://q.bmd.jp/91/119/1963/__no__






「期待しない」というアプローチは、期待値を下げるということ。

「うまくいったらいいなぁ、でもうまくいかなくてもいいや」、というくらいの気持で事に臨むこと。

すると失敗したとしても、チャレンジしたことが、すべて加点となる。


しかし、一つの失敗やミスを許さないとなったら、失敗したことすべてが減点となってしまう。

そうなると、チャレンジすることへのハードルがあがってしまい、行動することがどんどん怖くなる。


ミスや失敗を許さないという、自分に完璧さを求める人は、他人へも完璧さを要求してしまう傾向がある。

自分にストイックで、「いい加減さ」を認めない人だ。

世の中には白か黒かだけではなく、グレーというあいまいな部分もある。

これは人も同じ。


「期待しない」というアプローチは、ある意味「いい加減さ」を認めることだ。

「いい加減さ」とは「鈍(どん)で生きる」ことであり、(まあいいか、と)「ぼーっとすること」。


何かを続けるため・・・・

「期待しない」というアプローチは、とても大事。






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