人の心に灯をともす 5785 勉強するから意欲が生まれる

【勉強するから意欲が生まれる】5785



順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏の心に響く言葉より…


近年、リスキリングという言葉をよく耳にするようになりました。

これは「新しい分野で新しいスキルを習得する」という意味のものです。

新しい学びを政府も推奨していますが、自律神経の観点からも新しいことを学ぶのはとてもおすすめです。

何かを学ぶと気持ちが前向きになり、意欲的になります。


それは周囲を見渡してみれば一目瞭然。

何かを積極的に学んでいる人とそうでない人を比較すれば、明らかに前者のほうが前向きで、気力が充実しているものです。

気持ちが前向きになれば、それだけ体のコンディションもよくなり、日々の充実度も違ってきます。


日常に充実感を覚えていると、睡眠の質もよくなりますし、朝起きたときの気分も違う。

まさにいいことずくめです。 「今、何も学んでいない」という人は、ぜひ何か学びはじめることをおすすめします。

何も学ぼうとしないのは「現状維持でいいや」と思っているのと同じ。

そう思った瞬 間から老化がはじまると考えてください。


こんな話をすると「自分には学びたいことがない」「何を学べばいいかわからない」という人もいます。

そんな人はもっと気軽に考えてみましょう。

「学び」が仕事につながっていなくても構いません。

少しでも興味があることなら何でもOKです。


テレビでラグビーやバスケットボールの日本代表戦を観て興味を持ったなら、クラブチームの試合を観てみるのでもいいですし、NHKの大河ドラマを観ている人なら、その時代の歴史の勉強をはじめるのも一案です。

最初はさほどやる気がなかったとしても、学んでいるうちに必ず意欲が湧いてきます。


学びとは「意欲があるからやる」のではなく「やっているうちに意欲が生まれる」ものです。

ぜひ、何かを学んでみてください。

テーマは問いません。 学ぶことであなたは毎日進化していきます。


『はじめる習慣』日経ビジネス人文庫
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「人生の前半にいくら立身出世をしたり、功成り名を遂げても、後半生で自己実現を果たさなかったら、それは成功者とはいえない」といったのは、田中真澄氏だ。

それは、会社にいる現役時代に、どんなに活躍し、地位や名誉を獲得したとしても、定年後、人から必要とされず、何もすることがなく、テレビばかり見ていたら、それは失敗の人生だ、ということになる。


反対に、現役時代はあまりうだつがあがらず、目だった活躍もしなかったが、定年後は、まわりから必要とされ、あっちこっちからお呼びがかかり、水を得た魚のように、いきいきとして活躍している人もいる。

人生は、「終わりよければすべてよし」だと言われる。

シェイクスピアの戯曲の中にも出てくる言葉だ。


それは、今、学んでいるか、まったく学んでいないか、の違いでもある。

人生の後半生に、学び続けた人と、そうでない人は晩年になって圧倒的な差が出る。


「勉強するから意欲が生まれる」という言葉を胸に刻みたい。




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