人の心に灯をともす 5910 誰も怒らないプロジェクトなんて…

【誰も怒らないプロジェクトなんて…】5910



トム・ピーターズ氏の心に響く言葉より…


きわめて単純な等式が成り立つ。


すごいプロジェクト=ルールの変更

ルールの変更=怒りだすヤツがいる

(ちなみに、これは公理である)



喧嘩をしろと、みなさんをけしかけるつもりはないが、本当にすごいプロジェクト、本当に大事なプロジェクトをやろうと思えば、かならず強い反発がある。

キング牧師やガンジー が、一人も敵をつくらずに志を果たしたと思うか?

言い方を変えれば、人生とは政治であり、プロジェクトを生きようと思えば、政治は避けて通れない。


すごいプロジェクトをやろうと思うなら、なおさらだ。

すごいプロジェクトは ルールを変えることだから、さまざまな理由で、あなたの成功を望んでいない人たち、嫉妬に狂う人たち、自分の縄張りが侵されたと感じる人たち、現体制で甘い汁を吸っている人たち、ただ変化を恐れている人たちと戦わなくてはならない。


だから、そういう人たちを黙らせたり、出し抜いたり、場合によっては、その人たちを罠に陥れたり、包囲したり、仲間に引き入れたりするには、大変な政治力が必要になる。

そして、これはプロジェクト全般につ いて言えることだが、「プロジェクトの策略」もまた、上の許可を得ずにやるのがよい。



『セクシープロジェクトで差をつけろ!』阪急コミュニケーションズ
https://q.bmd.jp/91/119/4859/__no__






トム・ピーターズ氏はこう語る。


『やろうと思うプロジェクトが計画どおりに進んだとしたら、誰が怒りだすか、誰が裏にまわって自分の足を引っ張るか、その人の顔を思い浮かべてみよう(やる価値があるすごいプロジェクトはすべて、それが成功すれば、社内の力関係を変えてしまう)。

はじめはできるだけ目立たないようにしよう。

あまり早いうちに、手の内を見せてしまってはいけない (軌道に乗るまでは細心の注意が必要だ)。

そのプロジェクトから利益を得るところから、強力な援軍を確保しよう。

援護してくれそうな人を探し出し、早い段階から味方に引き入れよう。

そして、隠れ援軍をおびき出すエサのことも考えよう。』



何かを変えようとしたら、必ずそれに抵抗する人がでる。

何かを変えようとする人は、「現状打破の姿勢」の人。

それに抵抗しようとする人は、「現状維持の姿勢」の人


「現状維持」の人は、あらゆる手を使って、新しいプロジェクトを壊そうとする。

それは、「表向き応援しているが、実は裏で足を引っ張る人たち」「あら探し専門の評論家タイプの人たち」「旧体制のリーダーたち」「無関心という形で妨害する人たち」「善意から心配して止めようとする人たち」等々によってだ。


大事なことは、そのプロジェクトが達成した後に、誰の笑顔を見たいのか、ということだ。

「誰も怒らないプロジェクトなんて」という言葉を胸に刻みたい。





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