人の心に灯をともす 4638 「ひたすら聞く」そこから始まる

【「ひたすら聞く」そこから始まる】4638



伊藤守氏の心に響く言葉より…


コーチングは、学校などで行う「ティーチング(教えること)」とはどう違うのだろう。

コーチングは「ああしろ、こうしろ」などと指示を出すことはない。

指示をすれば教えることになり、それではコーチングではなくティーチングだ。


コーチングは相手に答えを与えるのではなく、会話を通じて相手の答えを引き出し、それを行動につなげるコミュニケーション・スキルだ。

指示や命令で相手を動かそうとしたり、コントロールしようとしたりするのではなく、相手が自ら答えを考え、答えを見出し、それを行動に移すのを手助けするのがコーチングなのだ。


ちょっと考えてみてほしい。

きみの部下や後輩は、本当はいいアイデアをいろいろ持っているのに、いい聞き手がいないために、そのアイデアを外に出して形にする機会を持てていないでいるのかもしれない。



あるスキーのインストラクターが、友人に頼まれてテニススクールのコーチをしたところ、プロのテニスコーチよりも、生徒の上達が早かったという。

このコーチはテニスに関しては素人だが、相手から「引き出す」ことに関しては有能だったのだ。

彼はテニスの技術については知らないので、教えるのではなく、生徒たちにいろいろな質問をした。

その質問に答えることで生徒たちは自分で気づき、上達していったというわけだ。


つまり、コーチ自身に、相手よりもすぐれた知識や技術が必要なわけではない。

コーチは「教える」のではないからだ。


質問を通して、相手の持つ知識や技術を棚卸しし、目標を達成するためにはどんな知識や技術を身につけることができるのかを具体的にしていくのがコーチングだ。

コーチングでは、相手が自由に考えを話せるようにコミュニケーションを創り出す。

目的は、相手が自分の内側にあるアイデアを見つけ出すためだ。


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伊藤守氏は「聞くこと」についてこう語る。


『重要なのは、相手ができるだけ自由に、何でも話せるようにすることだ。

最初は漠然とした、不確かな話でもいい。

でも、「そんなこと、現実的じゃないよ」「不可能だね」などという言葉をこちらが口にしてしまったら、相手は話す気を失ってしまう。

「もっと話して」「そこのところ、もっと詳しく」というふうに会話を広げ、促進していこう。

いろいろな角度から多くのことを話せるように質問していくのが大切だ。

《聞く。ひたすら聞く。そこから始まる。》』



「傾聴の三動作」という田中真澄氏の言葉がある。

《話し三分に、聞き七分、うなずき、あいづち、驚きの表情》



人はどうしても、自分の話をしたくてたまらない。

だから、多くの人はだまって、じっと相手の話を聞くことが苦手だ。

そして往々にして、相手の話を最後まで聞かず、さえぎって、自分が話をとってしまったりする。


相手が心置きなく話ができる環境をつくること。

この人なら話しても安全だと思ってもらうこと。


コーチングの基本…

「ひたすら聞く」ことから始めたい。






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