人の心に灯をともす 5113 偶然と運を味方にできる人

【偶然と運を味方にできる人】5113



慶応大学教授、安藤寿康(じゅこう)氏の心に響く言葉より…


「よい学校」に入る/入らないによって人生はどの程度変わってくるのでしょうか。

2002年に発表されたデイル&クルーガーの研究では、エリート大学に受かったが行かなかった人と実際に入学した人を比較したところ、将来的な賃金は変わらないという結果が出ています。


こうした先行研究を踏まえ、双生児法を用いて日本における学校の質と賃金の関係を調べたのが、教育経済学者の中室牧子氏です。

その結果は、教育年数の差は賃金に一定の差を生みますが、どの大学に行くかは将来の賃金に影響しない。

特に一卵性双生児のきょうだいが、一方は偏差値の高い高校、他方がそうでない高校に行き、大学も偏差値の違う大学に行ったとしても、その差はその後の賃金には影響していないことがわかりました。


進学する高校や大学が将来に大きく影響すると思っていた人にとっては、かなり衝撃的な結果ではないでしょうか。

受験当日に体調が悪くて、普段できていた問題が全然解けなかった......。

少なくとも、そういうトラブルで狙っていた学校に入れず、不本意にも低いランクの学校に甘んじなければならなかったとしても、「人生終わった」などと悲観する必要はなさそうです。

それで自暴自棄になって、人生を捨ててしまうのではなく、その後もその人なりに能力を育てて発揮し続けさえすれば。


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出身の高校や大学によって収入には差がなかったという話は、聞いてみれば「当たり前」の話だ。

しかし、「大きな差があるに違いない」と思うからこそ、親は必死で子供をいい学校に入れたがる。


だが、そもそも、「いい学校」とは何をもっていい学校というのか、という話だ。

どんないい学校であっても、自分がそのレベルについていけなければ落伍してしまうし、そこで、ひどい先生や悪い友達に出会ってしまったとしたら、あまりいい結果はうまれない。

逆に、レベルが低いと言われている学校に行ったとしても、そこで、よき先生やよき友達に出会い、将来役立つようなご縁をいただくかもしれない。


よく考えてみればわかるが、「いい学校」を出れば全員、年収が高くて、社会的な地位もある、などという話はないからだ。

たとえ、最難関校やトップレベルの大学を出たとしても、うだつの上がらない人は多くいる。

それは、「最近の若者はみんな〇〇である」というような、乱暴にカテゴライズされた意見と一緒。


恵まれた環境にあろうが、なかろうが、いつだって最後の勝負は、自分の本当の実力。

世の中で役立つ実力がなければ、どんなに環境がよかろうが、頭がよかろうが、成功することはない。

それが、「偶然」と「運」を味方にできる人。


クランボルツ教授は、好ましい偶然を味方にできる人は、好ましい偶然が起こるような行動をしているという。

それは、好奇心旺盛であり、こだわりがなく、明るくて、楽観的、いつも笑いがあり、行動的で感謝多き人であること。


人生は計画通りには進まないし、思い通りにもならない。

学歴にまどわされず…

好ましい偶然と運を引き寄せられる人でありたい。





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