人の心に灯をともす 4967 バカになるほど本を読め!

【バカになるほど本を読め!】4967



神田昌典氏の心に響く言葉より…


本の重要性は変わっていないわけだけど、意識の高い人の本の読み方には、変化が見られる。

それは、「知識創造」「価値創造」型の読書をする人が増えているということだ。

その理由は、世の中で付加価値をつけられる人のスキルセットが変化したこと。

旧来型の読書をしても、評価されなくなったことにある。


旧来型の読書というのは、本に書いてある知識をしっかりと頭に入れ、それを必要なときに正しく迅速に引き出せるようにする、というものだった。

かつての知識人というのはこういう人だったわけで、たとえば、マルクスの『資本論』を読破し、その内容を正確に語ることさえできれば、大学教授や評論家として社会的地位を得られたわけだ。

ビジネスでも、そうした「旧来型の読書」型の人材が求められていた。


たとえば役所や銀行では、何よりも正確性が求められる。

そのため、書いてあることを記憶する能力のある人、たとえば東大生などの受験エリートがもてはやされたわけだ。

高校や大学の入学試験も、マニアックな知識を暗記しているかを問うような問題ばかりだったから、当然、誰しもそれに適応するために、必死で知識を暗記した。

たとえば、日本史なら、歴史上あまり功績のない武将の名前や、幕府の禁止令が発令された正確な年号、遣唐使の船に乗れる収容人数などを丸暗記した思い出が、あなたにもあるんじゃないかな。


ところが、その「正確な知識を提供する」役目は、今やコンピュータに取って代わられてしまった。

何かわからないことがあっても、ネットで検索すれば、すぐに情報が取り出せるようになった。

もはやそれは、水道の蛇口をひねって水を飲むくらい、簡単なことだ。

だから、知識を受け売りするだけの記憶型の人は、まったく価値がなくなってしまった。

今や需要があるのは、クイズ番組ぐらいか。

いや、今では、奇想天外な解答を出せる人が喜ばれるから、そ の需要も減ってきているかもしれない。


代わりに、求められるようになったのは、「知識の創造」「価値の創造」だ。

これもあなたが仕事の現場で直面しているように、どの業界でも、これまで誰も直面したことのない問題や課題が次々と発生している。

たとえば、スマホがテレビのライバルになるなんて、誰も思っていなかった。

当然ながら、そう した問題の答えをズバリと書いてある本なんて、どこにもない。


求められているのは、こうした難問に対して、創造的な解決策を見出し、それを形にしていく能力だ。

このような状況の変化は、「イン・フォメーション」から「エクス・フォメーション」への転換とも言い換えられる。

イン・フォメーションとは、外からの情報を受け入れて自分の中に認識を形創ること。


それに対し、エクス・フォメーションとは、自分の内にある認識を、外へ形創っていくことだ。

イン・フォメーションは、世の中から求められている自分を創っていく行為であるのに対し、エクス・フォメーションは自分が求めている世の中を創っていく行為と言える。

後者を常に意識した行動をとることが、これからの時代は何よりも求められる。


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「教育」と言えば所轄は文部科学省だと思いがちだが、昨今は、経済産業省が「教育」の分野に進出している。

たとえば、「未来の教室」という、1人1台端末や、様々なEdTech(エドテック)を活用した新しい学び方を実証する事業がある。

EdTechとは、教育(Education)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。


つまり、経済の成長が鈍化している今、それを突破するには人材育成しかないと思っているからだ。

教育にイノベーションを起こし、それを経済の起爆剤にしていく。


その元にあるのが「探求学習」。

探求学習とは生徒自らが課題を設定し、その解決に向け、自ら考え動くこと。

従来型の記憶重視の学習ではなく、創造性や思考力、判断力、表現力などを育成する。

いわゆる、会社においても通用する問題解決の手法だ。


学校と違って、社会に出たら正解のある問題はほぼ皆無だ。

自分で問いを立て、解決して行動しなければならない。


読書も同じで、従来型の記憶しそれを正確に再現する能力は、必要なくなった。

それは、スマホがやってくれるからだ。

つまり現代は、読書も探求学習型でなければならないということ。


もっというなら、神田氏が主張する「キュレーション」の能力が必要となる。

図書館や博物館の展示・運営する役職を「キュレーター」というが、そこから転じて、様々な情報を整理し、編集することにより、そこに新たな価値を持たせ、それを公開することをいう。


これからの時代…

価値創造型の読書法を身につけ、バカになるほど本を読みたい。






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