人の心に灯をともす 5007 探究のススメ

【探究のススメ】5007



宮地勘司(かんじ)氏の心に響く言葉より…


探究学習においてもっとも大事なことは、生徒が自ら学び始めることです。

今の世の中、知識も情報もそこらじゅうにあふれています。

それらはちょっと手を伸ばせばネットのなかからいくらでも掘り出すことができます。

それを上手に切り貼りしたとしても、それは学びとは呼べません。


生徒が自らの意思で何かを求め、自分の頭でじっくりと考え、閃き、検証し、自分なりの 答えを見つけていく、そのプロセスこそが探究学習なのです。

しかし、言うは易し、行うは難し。

日々押し寄せる情報の波にたゆたいながら生きている現代の子どもたちは、なんとなく空気を読んだり、誰かの正解を当てに行ったりすることは得意ですが、自らの深い思いから何かを発想したり、批判的にものごとを検証したり、前提も不確かななかで何かを考え 抜いたりすることは苦手なようです。


今回改訂された学習指導要領では、「探究」がフォーカスされています。

2022年度からは高校の教育課程に「総合的な探究の時間」が組み込まれ、その他にも「理数探究」「日本史探究」「世界史探究」「地理探究」「古典探究」 などの科目が新設されます。

文部科学省は探究を、「問題解決的な活動が発展的に繰り返されていく一 連の学習活動のこと」と定義しています。

従来の知識量の歩留まりを競う学びから、変化の激しい時代を見据えて、より主体的、創造的な学びへとシフトしていこうという考えです。


しかし、長年教育現場に染み付いた単元消化型の履修主義は変わることな く、世の中の偏差値重視、受験重視の意識も変わることなく、そのような環 境のなかで先生たちが本気で探究的な学びに取り組んでいくことは容易では ありません。


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探究学習のコツは、「先生が教えないこと」だといいます。

従来型の授業では先生が徹底的に調べ、それを伝えるという方式でした。

しかし探究学習では、それは生徒がやることで、生徒の学びの機会を奪ってはいけないと言われます。

つまり、学びの主権が先生から生徒へ移ることです。


たとえば、生徒から何を聞かれても「自分はどう思うのか?」と聞き返すようにしたところ、生徒は「先生は役に立たない」と言い出して、自ら動き始めたといいます。

それは、教師は「ティーチャー」ではなく、「ファシリテーター」となることです。

ファシリテーターとは、会議などの場で、参加者に発言を促したり、話の流れをまとめたりする進行役であり、ゴールに導く誘導役です。

「問題解決」や、「創造活動」、「学習や学び」を支援することで、話しやすい雰囲気をつくり、参加者のアイデアや発言を引き出す役目でもあります。


教育現場は大きく変わろうとしています。

そして、あと4年か5年経ったら、この探究学習で実力を身につけた高校生たちが社会に出てきます。

いわば、今までの日本人とは違った種類の能力、すなわち、イノベーションを起こす力を持った若者たちが世に出て来るのです。


今から、我々も、時代の流れに遅れないよう学びを深めなければいけません。

未来のため…

「探究学習」を深く学びたいと思います。






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