人の心に灯をともす 6109 ファンベースがますます重要
【ファンベースがますます重要】6109
佐藤尚之氏の心に響く言葉より…
どんなにいい広告を作っても、どんなにいいイベントで人を集めても、どんなにいいインフルエンサー投稿がSNS上に溢れても、生活者がAIにひと言「これどうなの?」と聞くだけで、AIは数秒で膨大な情報を整理して教えてくれる。
「確かに良い商品ですね。新素材の評判も悪くありません。
ただ、レビュー847件を分析すると、耐久性に関する不満が目立ちます。
同じ価格帯なら△△のほうが評判がいいようですし、私もオススメします」
年間何億円もかけた広告キャンペーンが、たくさんのネット上の情報が、たった一回のAIへの相談で整理され、無効化される。
ネットやSNSですでに情報の非対称性は崩れはじめてはいたが、AIの登場でそれは 「真の崩壊」を迎え、ほぼ対等になった。
なんならAIのほうが情報を多くもつようになるくらいだ。
AIがより進化して秘書・執事的になると、ご主人個人のデータ(経済状況や趣 味嗜好、家族構成や健康状態など)という「買い物においてとても重要な情報」をもつようになる。
つまり、買い物という取引において「企業側より圧倒的に有利な情報」をもつようになる。
では、伝えたい相手(AIと人間)が送り手(企業)とほぼ同等の情報をもつとき、送り手は「伝え方」をどう変えないといけないのだろうか。
この、AIと一心同体のように生きていく生活者を、本書では「世界一賢い生活者」と呼びたい。
AIは「知識」ではとっくに人間を超えている。
どんな博識な人間もかなわない。
「知能」においては、特に論理的思考や計算、パターン認識なんかはすでに人間超えと言ってもよい。
その他の思考能力もそろそろ人間に追いついている。
たまにハルシネーション (幻想)というミスも起こすが、最近では目に見えて減ってきている。
ただ、「知性」ではまだまだ当分人間にかなわないし、自己意識や倫理観、共感性などは獲 得できない可能性も高い(獲得してほしいとも思わない)。
その、何だってくわしく知っているAIが、生活者のスマホに(文字や画像・映像でやりとりする)、あるいはイヤホンに(音声でやりとりする)、あるいはメガネに(視覚も手に入 れる)、24時間常駐し、生活者の「買い物」に付き添うようになる。
そして、ご主人であるその人の用途や趣味嗜好などに合わせて、たくさんの商品の中から「最適」なものをオススメしてくれるようになる。
さらにAIがもうちょっと進化すると、ご主人の今朝の睡眠時間、現在の体調、今夜の会食、今週末の家族旅行、来月のマラソン大会なども把握したうえで、最適な商品をオススメしてくれるようになる。
しかも、その人ひとりだけじゃない。
たぶん日本ではほとんどの人がAIを使うようになる。
つまりほとんどの人が「世界一賢い生活者」になる。
日本が世界一賢い「買い物客」で埋め尽くされる。
『AIに選ばれ、ファンに愛される』日経BP
https://q.bmd.jp/91/119/8163/__no__
佐藤尚之氏は、「マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない」という。
それは、世界が「世界一賢い生活者」で溢れかえるとき、マーケティングという概念が変わる、ということ。
そして、世界一賢い生活者に買ってもらうためのルートは大きく2つに集約される。
1.AIルート(AIに選ばれる道)
2.ファンルート(ファンに愛される道)
2つとも厳しい道だが「選ばれ続ける」ことこそがシナジー(相乗効果)を生む。
「選ばれ続ける」とは「愛され続ける」こと。
ただし、AIルートで「選ばれ続ける」ことは、本当に難しい。
これは、資金が潤沢にある大手大資本の選ぶ道だ。
だからこそ、AI時代には、中小企業はファンルートを選ぶしかない。
ファンルートは、競争のない世界だからだ。
「たとえば、あるカフェのファンがいるとして。
すぐ近くに新しいカフェができた。
コーヒーは50円安い。
席も広い。
Wi-Fiも速い。
AIも「新しいカフェのほうがお得です」と推奨してくる。
でも、ファンは従来通り通い続ける。
なぜだろう?
だってそのカフェには思い出があるから。
店主との会話が楽しいから。
自分の居場所だと感じるから」
つまり、AIの競争では「スペック(性能・機能)」の競争になる。
あらゆる条件の中で、よりよい条件を探す。
しかし、ファンは多少値段が高かろうが、設備が少し古かろうが、「スペック」ではなく、「好き」や「楽しい」という感覚で楽々とそれを乗り越えていく。
AIの時代、ますます「ファンベース」が重要となってくる。
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佐藤尚之氏の心に響く言葉より…
どんなにいい広告を作っても、どんなにいいイベントで人を集めても、どんなにいいインフルエンサー投稿がSNS上に溢れても、生活者がAIにひと言「これどうなの?」と聞くだけで、AIは数秒で膨大な情報を整理して教えてくれる。
「確かに良い商品ですね。新素材の評判も悪くありません。
ただ、レビュー847件を分析すると、耐久性に関する不満が目立ちます。
同じ価格帯なら△△のほうが評判がいいようですし、私もオススメします」
年間何億円もかけた広告キャンペーンが、たくさんのネット上の情報が、たった一回のAIへの相談で整理され、無効化される。
ネットやSNSですでに情報の非対称性は崩れはじめてはいたが、AIの登場でそれは 「真の崩壊」を迎え、ほぼ対等になった。
なんならAIのほうが情報を多くもつようになるくらいだ。
AIがより進化して秘書・執事的になると、ご主人個人のデータ(経済状況や趣 味嗜好、家族構成や健康状態など)という「買い物においてとても重要な情報」をもつようになる。
つまり、買い物という取引において「企業側より圧倒的に有利な情報」をもつようになる。
では、伝えたい相手(AIと人間)が送り手(企業)とほぼ同等の情報をもつとき、送り手は「伝え方」をどう変えないといけないのだろうか。
この、AIと一心同体のように生きていく生活者を、本書では「世界一賢い生活者」と呼びたい。
AIは「知識」ではとっくに人間を超えている。
どんな博識な人間もかなわない。
「知能」においては、特に論理的思考や計算、パターン認識なんかはすでに人間超えと言ってもよい。
その他の思考能力もそろそろ人間に追いついている。
たまにハルシネーション (幻想)というミスも起こすが、最近では目に見えて減ってきている。
ただ、「知性」ではまだまだ当分人間にかなわないし、自己意識や倫理観、共感性などは獲 得できない可能性も高い(獲得してほしいとも思わない)。
その、何だってくわしく知っているAIが、生活者のスマホに(文字や画像・映像でやりとりする)、あるいはイヤホンに(音声でやりとりする)、あるいはメガネに(視覚も手に入 れる)、24時間常駐し、生活者の「買い物」に付き添うようになる。
そして、ご主人であるその人の用途や趣味嗜好などに合わせて、たくさんの商品の中から「最適」なものをオススメしてくれるようになる。
さらにAIがもうちょっと進化すると、ご主人の今朝の睡眠時間、現在の体調、今夜の会食、今週末の家族旅行、来月のマラソン大会なども把握したうえで、最適な商品をオススメしてくれるようになる。
しかも、その人ひとりだけじゃない。
たぶん日本ではほとんどの人がAIを使うようになる。
つまりほとんどの人が「世界一賢い生活者」になる。
日本が世界一賢い「買い物客」で埋め尽くされる。
『AIに選ばれ、ファンに愛される』日経BP
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佐藤尚之氏は、「マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない」という。
それは、世界が「世界一賢い生活者」で溢れかえるとき、マーケティングという概念が変わる、ということ。
そして、世界一賢い生活者に買ってもらうためのルートは大きく2つに集約される。
1.AIルート(AIに選ばれる道)
2.ファンルート(ファンに愛される道)
2つとも厳しい道だが「選ばれ続ける」ことこそがシナジー(相乗効果)を生む。
「選ばれ続ける」とは「愛され続ける」こと。
ただし、AIルートで「選ばれ続ける」ことは、本当に難しい。
これは、資金が潤沢にある大手大資本の選ぶ道だ。
だからこそ、AI時代には、中小企業はファンルートを選ぶしかない。
ファンルートは、競争のない世界だからだ。
「たとえば、あるカフェのファンがいるとして。
すぐ近くに新しいカフェができた。
コーヒーは50円安い。
席も広い。
Wi-Fiも速い。
AIも「新しいカフェのほうがお得です」と推奨してくる。
でも、ファンは従来通り通い続ける。
なぜだろう?
だってそのカフェには思い出があるから。
店主との会話が楽しいから。
自分の居場所だと感じるから」
つまり、AIの競争では「スペック(性能・機能)」の競争になる。
あらゆる条件の中で、よりよい条件を探す。
しかし、ファンは多少値段が高かろうが、設備が少し古かろうが、「スペック」ではなく、「好き」や「楽しい」という感覚で楽々とそれを乗り越えていく。
AIの時代、ますます「ファンベース」が重要となってくる。
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