人の心に灯をともす 5055 学びの中心は読書

【学びの中心は読書】5055



戸田智弘氏の心に響く言葉より…



学ぶことと読書とは、どういう関係にあるのか?

学ぶことから読書を除いたら、学ぶことが小さくしぼんでしまう。

つまり、学ぶことの中で読書は大きな部分を占めている。

書籍の一形態である教科書がない学校がイメージしにくいことを考えればいい。


では、なぜ学びの中で読書が大きな部分を占めるのか?

それは、人類がこれまで蓄積した知的遺産を最も効率的に学ぶことができるのが本という形態だから。


年々、読書人口は減少している。

実際、2014年2月、読書時間がゼロの大学生の割合が4割を超えたという調査結果が報じられた。

まったく本を読まない大学生が4割を占めるということだ。


本を読むという行為と、テレビを見るという行為を比べてみよう。

どちらも情報をインプットする行為である。

だが、同じインプットといっても、そこには大きな違いがある。

テレビは基本的に受け身であり、受動的で消極的な娯楽にすぎない。

一方、読書は「決して受け身ではあり得ない」、「能動的で積極的な精神の営み」である。


文学者の江藤淳氏は、「読書とは、人類が享受している『現段階で考えられるベストな到達点としての知性』を獲得しようとする行為」である、と。


ドイツの初代宰相のビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」と言った。


頭の悪い人は、自分の経験からしか学ばない。

頭の良い人は自分の経験だけでなく、他人の経験からも学ぶ。

他人の経験の蓄積が歴史(=社会的教訓)であり、それは本で最も効率的に学べる。

もちろん、自分の経験からも学ぶことは良いことである。

自分の経験から学ばない人は論外であり、頭の悪い人以下である。


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第57回学生生活実態調査(全国大学生協連調べ、2021年10月~11月、1963年より毎年実施)によると、2021年の大学生の電子書籍を含む読書時間が「0分」は、50.5%で、前年から3.3ポイント上昇したそうです。

また、大学生のうち31%が年間読書数が「0冊」、12.5%が「1冊」、10.7%が「2冊」で、平均では2.5冊だといいます。(マイナビ学生の窓口、調べ)

本書の2014年の調査では、読書時間ゼロが4割だったのが、2021年には5割と、大幅に増加したということです。


確かに、スマホで見る、SNSのニュースや情報が年々増え、とても読書まで回らないというのが実情ではないかと思われます。

しかし、「人類がこれまで蓄積した知的遺産を最も効率的に学ぶことができるのが本」だとするならば、本から学ばないのはまったくもって、効率が悪いと言わざるを得ません。

しかも、「学びの中心は読書」であるならば、読書をしない人たちは、まったく学んでいない、ということになります。


我々は、人生100年時代に向かって進んでいます。

長い人生を、スマホでの動画やゲームなどの「受動的な楽しみ」だけを求めて、一日の大半をスマホに使ってしまったとしたら、どうでしょう。

受動的楽しみからは、楽しい刺激は受けることができても、学びを得ることはできません。

スマホ依存症になるだけです。


逆に、読書は「能動的な楽しみ」です。

知らなかったことを知る楽しみであり、知的好奇心を満足させるための愉しみです。


「学びの中心は読書」という言葉を胸に刻みたいと思います。






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