人の心に灯をともす 5930 心のイメージ

【サイコ・サイバネティクス理論】5930



樺旦純(かんばわたる)氏の心に響く言葉より…


「サイコ・サイバネティクス理論」という、大脳生理学と心理学をミックスしたような学問がある。

これはアメリカの整形外科医マクスウェル・マルツが考案したものだが、マルツがその理論について考えるようになったのは、彼の手術を受けた患者のケースがきっかけだった。

そのきっかけとは、こういうものだ。


整形を希望する患者の多くは、整形して顔が美しくなったことで、性格も明るくな った。

しかし、全員がそうなるわけではない。

同じように美しい顔になったはずなの に、性格が変わらない人もいた。

なぜなのか?


それを見て、マルツはあることに気がついた。

「幸福かどうかは、肉体や条件ではなく、心のイメージが左右するのだ」と。

幸福になるイメージを心に描いている人は、幸福になれる。

理想通りの姿になっても、幸福なイメージを心に描いていなければ、幸福にはなれないのだ。


マイナスの自己イメージを持っている人は、劣等コンプレックスの強い人だけでなく、生真面目な人、責任感の強い人、神経質な人、世間体を気にする人に多い。

そして、無力感、焦燥、不安、悩みなどから、ストレスを抱えやすい。

こうしたマイナスの感情は著しく生産を低下させ、神経性の頭痛をも引き起こす。


人々に好かれるのは、明るくて前向きで、おおらかな人である。

否定的な自己イメージを抱いている人は、幸福感も持てなければ、運もまわってこない。


「歯並びがひどい」と他人に言われたとしても、「歯並び? 子どもの頃からそうだったから、気にしてないよ」「笑うと結構かわいいって言われる!」と笑いとばす。

自分の好きな部分を探してやるのもいい。

他人の長所を探したように、今度は自分の長所を見てあげよう。

探してあげよう。


『こわいほど「運」を呼び込む習慣術』日本実業出版社
https://q.bmd.jp/91/119/5189/__no__





渡辺和子氏の「泥かぶら」についての文章がある。


『「泥かぶら」という劇があります。

真山美保さんの作ですが、泥んこのかぶらのような醜い顔ゆえに、村の悪童たちから、“泥かぶら”とはやされ、いじめられていた一人の少女が、「仏のように美しい子」へと変わっていったというお話です。

何が、この女の子を美しくしたかといえば、旅のおじいさんが教えた三つのことを、来る日も来る日も、自分と闘って実行したからでした。

その三つとは、

「いつもにっこり笑うこと」

「ひとの身になって思うこと」

「自分の顔を恥じないこと」

アンチエイジングに心を砕くより、私たち一人ひとりも、この三つを、自分に課してはどうでしょう。

「私から歳を取り上げないでください。なぜなら、歳は私の財産なのですから」といった人がいます。

私も“財産”と呼べる歳を取りたいと願っています。

そのためには、一人の泥かぶらとして、「笑顔、思いやり、そして自己受容」に日々努めなければと自分にいい聞かせている毎日です。』(面倒だから、しよう/幻冬舎)より



「笑顔、思いやり、そして自己受容」の実践。

すると、明るくて前向きで、おおらかな、人に好かれる人になる。

「心のイメージ」を大切にする人でありたい。





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