人の心に灯をともす 6074 淡々と生きる人

【淡々と生きる人】6074


小林正観さんの心に響く言葉より…


若い頃、旅行作家というのが私の本職でした。

本来、講演は私の仕事ではありません。

ただ日没までは旅行作家としての仕事がありますけれど、日が沈んでしまうと私の仕事は終わってしまうので夜は暇です。

ということで、頼まれて講演の仕事をするようになりました。


なぜ旅行作家の自分が講演をするようになったのかというと、基本的には自分で話をしたいからではなく、頼まれたからです。

「好きでやっているのではないですか?」

はい、好きでやっているわけではありません。

でも嫌々来ているのでもありません。


「では好きで来ているのですか?」

いいえ、好きで来ているわけではありません。

「嫌々やっているのですね」

いいえ、嫌々やっているのではありません。


では、どちらなのですか。

はっきりしてくださいと言われるのですが、嫌々やっているのでもなく、好きでやっているのでもなく、ただ淡々とやっているのです。


みなさんは、人生の中で好きなのか嫌いなのかはっきりするようにと言われて育ってきたと思いますが、実は人生には第3の選択というのがあります。

それは、 自分の人生について評価・論評をしないという生き方です。

いいとか悪いとか、論じない。

淡々と生きるということです。


この感覚を身につけたらものすごく楽になります。

好きでやっているのではないし、嫌々やっているのでもない。

ただ自分の人生について評価・論評をしない。

いいとか悪いとか、好きだの嫌いだの、これが気に入ったとか気に入らないとか、好ましいとか好ましくないとか、そういうことを一切論評することをやめてみましょう。


これは、相手がいる場合もそうです。

いちいち、反論しないことです。

基本的に首を縦に振ると免疫系が強化され、首を横に振ると免疫が弱くなるようです。

だから、肯定的な人生を送る人は病気をしにくい。

否定的な人生を送っている人、つまり首をいつも横に振っている人は病気をしやすいのです。


人間の体はものすごく面白くできているのです。

いちいち反論しない。

いちいちけんかをしない。

いちいち拒否をしない。

いちいち否定をしない。


「はい、わかりました」と言って首を縦に振っている人は常に元気です。

病気をしないということです。

そのように人間の体はできているみたいです。


『みんなが味方になるすごい秘密』kadokawa
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「淡々と生きる」ということは、「肯定的に生きる」ということだ。

ものごとを深刻にとらえない。

軽く、明るく、肯定的に捉える。

そして、いつもニコニコ笑っている。

つまり、機嫌よく生きるということ。


人生について評価・論評しない。

いいとか悪いとか、評価・評論しないが、それをおもしろがることはできる。


どんなに困ったことや、面倒なことがきても、それを、おもしろがったり、楽しんでしまう。

好きでやっているのでもなく、嫌いでやっているのでもなく、嫌々やっているのでもない。

人生をおもしろがって、楽しく生きている人。


それが、人生を肯定的に生きる人。

淡々と生きる人でありたい。




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