人の心に灯をともす 5444 相手にとって有用な情報を伝える能力
【相手にとって有用な情報を伝える能力】5444
チサン・チョードリー氏の心に響く言葉より…
私たちインド人は、非常におしゃべりな人種です。
陽気な性格もそれを後押ししているのかもしれませんが、とにかく成功している印僑たちは皆、弁が立つ人ばかり。
ビリオネアと呼ばれる世界の億万長者のうち、およそ10%をインド人が占めるといわれ、実際に世界の名だたる企業でインド人が活躍しています。
とくに多いのが交渉担当のポストで、それもインド人の話術が買われてのこと。
国際的な会議においては、議長の重要な役割は「インド人を黙らせることと、日本人をしゃべらせることだ」といわれるほど、日本人とは対照的です。
なぜ、同じアジア人でありながら、日本人とインド人でこれほどコミュニケーションスキルに違いが生じるのか。
これはおそらく、日本がほぼ単一民族国家であるのに対し、インドが多民族国家であることと無関係ではないでしょう。
インドではさまざまな文化的背景を持った民族が一緒に暮らしています。
そのため、何かを伝えたり、何かを理解させたりするためには、一から十まですべてを言語化して表現する必要があるのです。
日本には「以心伝心」という言葉がありますが、インドではまず考えられません。
高いコミュニケーションスキルは、ビジネスシーンにおいて強力な武器になります。
ただし、ここでいうコミュニケーションスキルとは、たくさんの情報を口頭で伝えられる能力のことではありません。
大切なのは、相手にとって有用な情報を話して伝える能力であり、相手の気を引き、一気に口説き落としてしまえるほど自分に興味を持たせる能力のことです。
「自分のことばかり話していたら、お金も人も集まらない」
私は常々、自分の会社やセミナーなどでこう言っています。
「高いコミュニケーションスキルがあれば、人は一生、お金に困らなくなる」と。
では、どのような話し方を心がければ、お金に困らないコミュニケーションス キルを身につけることができるのか。
答えは簡単です。 それは相手にとってのメリットを簡潔に伝えることです。
私自身、いまでこそ話術やプレゼンテーションに自信を持っていますが、最初からそうしたコミュニケーションスキルを持っていたわけではありません。
初めてアメリカでベンチャーキャピタリストたちの前で事業のプレゼンを行ったときは、まるでいい結果が得られなかったことをおぼえています。
困り果てた私は、思い切ってあるベンチャーキャピタリストの方に相談しました。
すると、その方はこんな助言をくれたのです。
「あなたは自分のこと、自分のやりたいことを40分間ずっとしゃべっていたけれど、それを10分に短縮しなさい。そして、そのうちの5分間は、自分ではなく相手のメリットを話すのです」
『「運がいい人」になるための小さな習慣』アスコム
https://amzn.to/3s9TZaH
多くの人は、他人の話を黙って聞いているのは苦手だ。
だから、会話などでは、人の話を聞くより、自分のことばかり話してしまいがちになる。
だからこそ、他人にプレゼンしなければならないときは、相手のメリットになることを話さなければならない。
講演などでは、「初めて聞くようなこと」「面白いこと」「斬新な切り口の話」「びっくりするような話」等々、相手を喜ばせる話だ。
これは、ビジネスなどでのプレゼンも同じ。
自分の会社がいかにすごいかという話や、会社の歴史が長いこと、何かで賞を取ったとか、有名人と知り合いだ、など、自慢のような話ばかりされるとうんざりする。
ベクトルが自分を向いているときは、自分のことばかり話している。
ベクトルが外を向いたとき、「人を喜ばせる」、という利他の心で話をすることができる。
自分のことばかり話していたら、お金も人も集まらない…。
相手にとって有用な情報を伝える能力を身につけたい。
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チサン・チョードリー氏の心に響く言葉より…
私たちインド人は、非常におしゃべりな人種です。
陽気な性格もそれを後押ししているのかもしれませんが、とにかく成功している印僑たちは皆、弁が立つ人ばかり。
ビリオネアと呼ばれる世界の億万長者のうち、およそ10%をインド人が占めるといわれ、実際に世界の名だたる企業でインド人が活躍しています。
とくに多いのが交渉担当のポストで、それもインド人の話術が買われてのこと。
国際的な会議においては、議長の重要な役割は「インド人を黙らせることと、日本人をしゃべらせることだ」といわれるほど、日本人とは対照的です。
なぜ、同じアジア人でありながら、日本人とインド人でこれほどコミュニケーションスキルに違いが生じるのか。
これはおそらく、日本がほぼ単一民族国家であるのに対し、インドが多民族国家であることと無関係ではないでしょう。
インドではさまざまな文化的背景を持った民族が一緒に暮らしています。
そのため、何かを伝えたり、何かを理解させたりするためには、一から十まですべてを言語化して表現する必要があるのです。
日本には「以心伝心」という言葉がありますが、インドではまず考えられません。
高いコミュニケーションスキルは、ビジネスシーンにおいて強力な武器になります。
ただし、ここでいうコミュニケーションスキルとは、たくさんの情報を口頭で伝えられる能力のことではありません。
大切なのは、相手にとって有用な情報を話して伝える能力であり、相手の気を引き、一気に口説き落としてしまえるほど自分に興味を持たせる能力のことです。
「自分のことばかり話していたら、お金も人も集まらない」
私は常々、自分の会社やセミナーなどでこう言っています。
「高いコミュニケーションスキルがあれば、人は一生、お金に困らなくなる」と。
では、どのような話し方を心がければ、お金に困らないコミュニケーションス キルを身につけることができるのか。
答えは簡単です。 それは相手にとってのメリットを簡潔に伝えることです。
私自身、いまでこそ話術やプレゼンテーションに自信を持っていますが、最初からそうしたコミュニケーションスキルを持っていたわけではありません。
初めてアメリカでベンチャーキャピタリストたちの前で事業のプレゼンを行ったときは、まるでいい結果が得られなかったことをおぼえています。
困り果てた私は、思い切ってあるベンチャーキャピタリストの方に相談しました。
すると、その方はこんな助言をくれたのです。
「あなたは自分のこと、自分のやりたいことを40分間ずっとしゃべっていたけれど、それを10分に短縮しなさい。そして、そのうちの5分間は、自分ではなく相手のメリットを話すのです」
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多くの人は、他人の話を黙って聞いているのは苦手だ。
だから、会話などでは、人の話を聞くより、自分のことばかり話してしまいがちになる。
だからこそ、他人にプレゼンしなければならないときは、相手のメリットになることを話さなければならない。
講演などでは、「初めて聞くようなこと」「面白いこと」「斬新な切り口の話」「びっくりするような話」等々、相手を喜ばせる話だ。
これは、ビジネスなどでのプレゼンも同じ。
自分の会社がいかにすごいかという話や、会社の歴史が長いこと、何かで賞を取ったとか、有名人と知り合いだ、など、自慢のような話ばかりされるとうんざりする。
ベクトルが自分を向いているときは、自分のことばかり話している。
ベクトルが外を向いたとき、「人を喜ばせる」、という利他の心で話をすることができる。
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