人の心に灯をともす 5875 「自分のやりたいこと」にこだわらない

【「自分のやりたいこと」にこだわらない】5875



齋藤孝氏の心に響く言葉より…


《「需要」に着目するだけで、 すっきり動ける ようになります》


「頑張っているのに認めてくれない」 「誰もわたしの応援なんてしてくれない」

こんな割り切れない気持ちに襲われることがあるでしょう。

そういうときは、たいてい「自分のやりたいこと」に執着しているものです。


人はどうしても、「自分はこれがやりたい」というところからスタートしてしまいますが、そうした欲求を縮小していくことも必要なのです。

というのも、自分が望んでいるものとちがうことを求めてくるリクエストこそ、あなたの幅を広げてくれるからです。


野球の練習でも、真ん中付近のコースが得意だからと、そういう球ばかり打っていたのでは上達しません。

どんな球がくるかわからないけれど、きたものに必死で対応しているから力がつくのです。

自分の欲求にこだわらず、周囲のあらゆる需要に応えて、自分を成長させましょう。



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「自分がやりたいこと」とは、一般的にいうと「夢」や「目標」だ。

「夢」や「目標」を持つということは、現代社会においては、学校でも、社会に出てからも必須ともいうべき価値観だ。

それは、何かを手に入れたい、欲しい、という「思いを持つ」こと。


人生の前半生では、この「思いを持つ」ことは目立たない。

なぜなら、若い頃は、みんなガツガツとして、力にまかせて突っ走っているからだ。


思いを持つ人は、現状に満足せず、次から次へ「欲しい、欲しい」と要求を募(つの)らせる。

一つの夢や目標が叶えば、次の目標へと自分を駆り立てる。


実は、「思いを持つ」ことの対極にあるものは、「思いを持たない」ではなく、「ありがとう」という感謝。

「思いを持つ」ということは、あれが欲しい、これが足りない、と不平不満や文句を言っているようなもの。

そうではなくて本当は、まず、今あることや持っているものに感謝すること。


「夢」や「目標」を追いかけているときは、感謝という概念がすっぽり抜けている。

自分のことばかり考えて、まわりや、いまの現状に、感謝できていないからだ。

これは、人生の後半生にはとても大事なこと。


「自分の欲求にこだわらず、周囲のあらゆる需要に応える」とは、「たのまれごと」をしていくこと。

感謝の気持ちを忘れず・・・

「たのまれごと」を笑顔で引き受けていく人でありたい。





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