人の心に灯をともす 5437 自分を律する

【自分を律する】5437



ティボ・ムリス氏の心に響く言葉より…


《勝者は成果を上げるために自分を厳しく律する。一方、敗者は自分を律することを罰則のようにみなす。これが勝者と敗者の決定的な違いだ。》 (ルー・ホルツ/殿堂入りを果たしたアメリカンフットボールの監督)


あなたは自分を律するのが苦手だろうか。

したいときにしたいことをする自由奔放な人生をずっと送りたいと思っているだろうか。

もしそうなら、まず理解しなければならないのは、ふだんの生活の中で自分を厳しく律しなければ、本当の意味での自由は手に入らないということだ。


具体的に説明しよう。

●自分を律してスキルアップに励まなければ、効率的に働くことができないために時間に追われ、余暇を活用する自由が得られなくなる。

●自分を律して健康的な生活を送らなければ、病気がちになってしまい、エネルギッシュなライフスタイルを追求する自由が得られなくなる。

●自分を律して節度のある生活を心がけなければ、人生がうまくいかなくなって抑うつ 状態に陥り、夢や目標を追い求める自由が得られなくなる。

●自分を律して努力を重ねなければ、うだつの上がらない状態が続き、したいことをする自由が得られなくなる。


以上の例からもわかるように、自由を得るためには、自分を厳しく律することが不可欠だ。

もしそれをしないなら、遅かれ早かれ、その代償を払うことになる。

言い換えると、自分を厳しく律することは、自由を得るための代償なのだ。


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巷には「好きなことして生きていく」とか「好きなことして金持ちになる」とか、「自由に生きる」という題名の本であふれている。

しかし、本の中には、決して「嫌なことはまったくしないで、自堕落に、自由奔放に遊び暮らす」というようなことは書いてない。

好きなことをするため、自由に生きるため、楽しく生きるため、に必要なのは、今も昔も、「自分を律すること」。


自分を律するとは、セルフコントロールのこと。

一時的な感情や、誘惑、欲望に負けてしまわないことだ。

心理学の定義として「自律」という言葉がある。


「自立」ではなく「自律」だ。

●自立とは、ひとりだちのこと。他の助けを借りずに自分一人で物事が行えること。

●自律とは、自分を律すること。自分の決めたことに対して正しく律すること。セルフコントロール。

「悪いクセをやめる」「自制心がある」「よくない誘いを断れる」「継続力がある」「大事なことを後まわししない」「期日を守る」「遅刻しない」等々。


自分を律することができる「自律の人」でありたい。







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