人の心に灯をともす 5466 陽気は美徳

【陽気は美徳】5466



宇野千代氏の心に響く言葉より…


●陽気は美徳、陰気は罪悪というのが、私の作った格言であるが、美徳も罪悪も、そのままの姿ではとどまらない。

すぐそこで、となりの人に感染(うつ)るものである。

どんなに大きな美徳もどんなに小さな美徳も、すぐそばの人に感染る大きな力を持っている。

陰気はどんなに小さな陰気であっても、すべての人に感染るものであるから、夢にも、陰気の気持ちを持ってはならない。

陽気な人が好かれるのは言うまでもない。



●実際、人間というのは、そこが雨降りだと、世界中どこへ行っても雨降りみたいな気になり易いものですけど、実際にはそんなことはありません。

別の場所では、確かに好(よ)い天気で、きれいな花が一ぱいに咲いているところもあるのです。

ちょっと気を変えて、一刻も早く、別の新しい道を一歩踏み出してみる。

曲がり角を曲がってみる。

「おや、こんなところに出たわ」と自分でも信じられないほど、明るい場所に出るものです。



●人の心を明るくするのも暗くするのもあなたの発する言葉次第、どうぞ、人にはやわらかな言葉で話してくださいね。

そして、くれぐれも否定語を使わないでくださいね。



●みなさん。

どうぞ、みなさんも自分は運の強い人間である、と思ってください。

きっとあなたの思った通りになりますから。


『幸福の法則 一日一言』海竜社
https://amzn.to/49tlgVO





◆「陽気発する処金石(きんせき)亦透(またとお)る」(朱子語録)

陽気が満ち満ちて発すれば、固い石や金属でさえも突き破ってしまう。

陽気に、積極的に行動すれば、どんな困難も突破できる。

安岡正篤師は「徳とは無類の明るさのことである」といった。

陽気もまた、無類の明るさのこと。

「陽気は美徳」。

まわりに陽気を発すれば、それが徳積みとなる。



◆「富士山に登る道はいくつもある」

それなのに、登るにはこの道しかないと決めてしまっている人は多い。

その道を行けなくても、他のルートを見つけられる人は、いつか頂上を目指すことができる。

打つ手は無限だからだ。



◆良寛さんは、「自分は貧しいひとりの修行僧なので、人に与えるもの、あげるものが何もない。だからせめて、心をあたたかくするような、心を安らげるような『言葉』をあげたい。それならいくらでもあげることができるから」といった。

口から出る言葉すべてを「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりに満ちた言葉」にしたい、と。



◆パナソニックの創業者、松下幸之助翁は採用試験で、「君は運がいいか?」と聞いたという。

幸之助翁自身、「自分は運がいい」と常に言っていたからだ。

自分は運がいいと思っている人は、必ず「運」を引き寄せる。





★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!
https://amzn.to/4a1szot

■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://twitter.com/hiroo117